1.神具解放への扉が開く
フォステイルの神化が終わり六種類の種族の神がそろったことで条件が成就し、神具解放のための扉が開きました。
奥では神具解放の前に試練が待ち受けているのだそうで~す。
2.試練
2-1.第一の試練
キンゴロウ・バブスケ・ツムノリの水争いを解決するという内容でした。
この「水門管理局からのお知らせ」は、水門を開放してしまうと文字の撮影が困難になるので、文字の解読が好きな人はご注意。
水門の開閉器までの道を塞いでいたこの岩は、キンゴロウが破壊してくれました。
内側からしか開かないこの扉は、バブスケが格子をすり抜けることで開いてくれました。
水の中に落ちていた水門のハンドルは、ツムノリが拾ってくれました。これは星月夜でも濡れるのを我慢すれば何とかなったと思いま~す。
これで水門を開くとスライムたちは全員が満足し、第一の試練は達成の扱いとなりました。
すると水門の奥にあったルティアナ像から光線が放たれるようになりました。
ところでルティアナが用意したこの「三匹の争いを解決させる」という試練は、息子のピナヘトが氷晶の聖塔で用意した「三闘キノコを和解させる」という試練*1に影響を与えた可能性がありま~す。
2-2.第二の試練
放置していると失敗に終わる僧侶ヌィ・盗賊ルーサー・戦士ジキの冒険を成功へと導くというのが、第二の試練でした。
この三人の名前は「犬」・「猿」・「雉」の仮名表記を逆から読んだものだと思いました。
「犬」や「猿」を語源とする固有名詞のキャラとしては、ローマ字表記の逆読みで作られた十一の星獣ウニと九の星獣ウラスとがアストルティア★ラリー*2や星明の宮*3で既出でした。彼らはヌィやルーサーと何か深いつながりがあったりするのでしょうか?
三人の冒険の目的は古代王国の秘宝「湧水のツボ」で~す。「かわきのツボ」の対みたいな存在で~す。
「湧水のツボ」の発音は不明ですが、仮に訓読みで「わきみずのつぼ」や「わきみのつぼ」と読むのであれば、『真・女神転生』の重要アイテムである「脇見の壺(わきみのつぼ)」やそのまた元ネタである『火閻魔人』の「傍箕の壺(わきみのつぼ)」の影響もあるのかもしれませ~ん。
この試練はドラゴンクエストシリーズ内で有名なモンスターの「マネマネ」が登場しました。
『ドラゴンクエストIV』の時代は二次元のドット絵を拡大して戦闘画面に貼っておけば身動きを一切しなくても許されましたが、のちに技術の向上によりゲーム内で再現される世界の解像度が上がってしまったので、マネマネは逆に出しにくくなりました。
だから今作でもマネマネとはビンゴでしか会えないだろうと思って再会を諦めていたのですが、ストーリーの中で上手に登場させてくれました。
この第二の試練で他に特筆しておきたいこととしては、「「せいすい」と「赤塩の結晶」を混ぜると「浄化のせいすい」を作れる」という設定がありま~す。
ノーマル版の「せいすい」を前に見たのは3.2配信クエスト「氷の上のぬくもり」*4だったので、実に久々で~す。
なおこのノーマル版のせいすいは、6.4時代に没アイテムとしてデータ上は存在していたという情報もありま~す*5。
途中経過は秘密ですが、第二の試練達成の図。
これで第一とは別のルティアナ像から、また光線が発射されるようになりました。
2-3.第三の試練
最後は、第三のルティアナ像の光線も起動させて、この神授のカギを作り出し入手するというものでした。
ついでに6.5前期の通常モンスターと宝箱もコンプリートしておきました。
あとで気づいたのですが、この空間は第一・二の試練の世界の近未来のようでした。
3.神具解放
神授の間までいくと、ルティアナの映像に会えました。
三大試練を突破できたということは性根は合格なので、次は戦闘能力を試すという意味の話をされました。
戦闘力の判定をしてくるのは、二匹の「神授の判定者」で~す。
この神授の判定者たちと同型のギャノン弟と戦ったときは、相手が単体だったので前方のみへの範囲攻撃である「地走り」を横っ飛びで避けるのが簡単でした。このため「兄とコンビだったらきっと強かったろうな~」という感想を持ちました。そしてそのような内容を過去記事「5.2メインストーリー その2 バルディスタ要塞復興プロジェクト」に書きました。
そして今、まるでその夢がかなったかのような新ボスに出会えました。ギャノン弟と容姿がそっくりな二匹がコンビで襲ってきて、「地走り」と名称も効果もそっくりな「地はしり斬り」を二匹同時に使ってきたので~す。これは「地走り」より避けにくくて楽しかったで~す。
もしも運営が星月夜のブログを読んでこのボスと技とを考えてくれたのであれば、これほど嬉しいことはありませ~ん。
ところでエルドナが翠嵐の聖塔にウノジとサノジを配置したのは*6、この「二匹のライオンみたいなキャラを試験官にする」という母親の発想を真似たからなのかもしれませ~ん。
神授の判定者たちを倒すと儀式が始まりました。
記録映像のルティアナは「神剣は 星さえも 両断し」と語っていましたが、レベル65で装備できる片手剣「ほしくずのつるぎ」も「星をも切り裂く」剣とされているので、あまり感動はしませんでした。過去における最高峰の武器が未来世界では凡庸というのは、『ドラゴンクエストII』の「ロトのつるぎ」でも体験できま~す。
これにてアストルティアの楯の力が解放され、星月夜は「創生巨神」に変化する能力を得ました。神々と融合して一時的に巨神になれるらしいのですが、神々の命脈を消費するので時間制限があり、その後の神々は命脈のチャージに時間がかかってしまうようでした。
ラダ・ガートはこの使いどころの難しい技の特性を聞いて、一撃必殺に使うべきだから、そのためにも敵の情報収集に努めるべきだという提案をしました。実に正しい判断で~す。
*1:https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2016/01/15/000000
*2:https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2016/09/05/033910
*3:https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2020/12/28/180000
*4:https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2018/05/08/000000
*5:https://twitter.com/hisa_dq10_munou/status/1667041270437666816
*6:https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2017/03/17/000000