1.念晶巨人
ラダ・ガートの提案通り、まずは情報収集で~す。
そろそろ落ち着いてきたジア・ルーベから話を聞きました。ルーベはもうジア・レド・ゲノスを恨んでいる状態だったので、ペラペラ話してくれました。
ジア・クトは創生のチカラを自力で生み出せないから刈り取るしかないらしく、それが侵略の動機なんだそうで~す。そしてもうすぐその大収穫のための念晶巨人を投入できるとのことでした。
また魔眼の月の弱点については、口述ではなく情報を埋め込んだ腕輪をくれました。
でもこの腕輪の情報を解読する前にジア・レド・ゲノスが侵攻を宣言しました。わざわざ事前に宣言してくるのは自信ゆえの余裕のせいなのでしょうか?
とりあえず巧遅より拙速を重視すべき雰囲気になったので、腕輪の解析は後回しということで、こちらも神々と合体して創生巨神になって出撃で~す。
創生巨神が魔眼の月に向かう途中、ジア・クトは念晶巨人をレンダーシアの内海に投下して、創生の力をアストルティアから吸収させ始めました。この展開は、アキーラ神原作のアニメ映画『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』へのオマージュが感じられま~す。
ここで月と巨人のどちらを先に叩くかをめぐり、創生巨神の体内の神々の間で論争が起きましたが、結局はその場のノリで巨人から倒すことになりました。その選択が正しかったのかどうかは不明で~す。この議論はまさにウェーバーのいう「神々の闘争」で~す。
超巨大幻魔召喚! いつかバトルルネッサンスで再戦するときには、デスマスターで超巨大死霊も召喚してみたいもので~す。
念晶巨人は倒せましたが、ここで創生巨神のほうも時間切れとなり、星月夜と英雄たちはバラバラの個体に戻ってしまいました。
2.巨人コア
念晶巨人のコアの部分はほぼ無傷のまま、懐かしの黒曜の隕石孔に落下しました。そして巨人が吸収した創生の力を魔眼の月に送信し始めました。
英雄たちはレクタリスでコアを破壊しようとしますが、大量のジア・クトの雑魚が邪魔をしに襲ってきました。前述の映画でメタルクウラの大群が登場した場面が思い浮かびました。
他の英雄はコア破壊のための作業で手が離せず、この大群は星月夜が一人で担当することになりそうな雰囲気となりました。
でもそこへアンルシアが駆けつけてくれました。駆けつけた理由は、先ほどの巨人同士の戦いを肉眼で見たからではなく、「あなたの声が 聞こえた気がしたの」だそうで~す。
ここでアンルシアと星月夜がジア・クトたちを食い止めているうちに、英雄たちはコアの破壊にも成功したようでした。
でもコアの最後の一撃から現代の勇者と盟友を庇ったことでアシュレイは命脈を使い果たしてしまい、光となって消えてしまいました。
コアの中にいた敵幹部は無傷で去っていきました。
3.完結、そしてもう一人無力化
天星郷に帰還して顛末をミトラーに報告すると6.5前期の物語が完結したことになり、報酬がもらえました。
でもエンディング直前に、ユーライザは旧式の光炉での神化に独断で挑戦して失敗し、意識不明の面会謝絶状態となってしまいました。
事前に聞いていた「6.5前期をクリアしてしまうと、「ユーライザの思い出」ができなくなる」という話*1は、これが原因だったのですね~。
4.後日談
4-1.ミハーリエルとイキリエル
ミハーリエルとイキリエルの写真の撮影ができるようになりました。
4-2.アシュレイの思い出から勇者の本能を探る
回生堂では英雄たちがアシュレイの思い出話を語っていました。
統治の失敗談をリナーシェやラダ・ガートと語っていたとか、同室のフォステイルにもあまり心を開いてなかったとか、大富豪が弱かったとか、酒に弱いくせに酒の勝負を挑みやすかったとか、カブ相手に飛行の競走をしていたとか。
その中で一番注目したのは、「ハクオウ相手の剣の勝負で本気を出してこなかった」という設定で~す。
6.2で出てきた敵としてのアシュレイがホーリーキングと比較して大して強くなかったので、当時の星月夜は「ホーリーキングに圧勝してバラバラにしたのは、本当はアシュレイのコスプレをしたレオーネだったのでは?」と考え、過去記事「ヴァルザードと石の関係を考え、さらにそこから勇者に関するある伝統について考えました。アシュレイがホーリーキングに圧勝したという設定の謎も解けたかもしれませ~ん。そして伝説へ」を書きました。
でもここでハクオウの証言を聞くに、アシュレイは人型の敵に本能的に手加減をしてしまうタイプだったのかもしれませ~ん。それならば神になる前の状態でホーリーキングに圧勝する一方で、神となった後に星月夜に苦戦したとしても、矛盾は無いことになりま~す。
思い起こせばクエスト「ぼくのいのちの恩人さん」*2にて、アンルシアにも魔界で魔族と和解する前から魔族の少年を本能的に救ってしまったというエピソードがありました。「人型の生物に手加減をしてしまう」というのは勇者共通の本能なのかもしれませ~ん。
4-3.天星郷も革命前夜?
天星郷全体では、ジア・クトについて秘密を貫いてきた聖天区画に対して一般の天使たちの不満が高まっていることが強調されていました。
一方聖天区画では、ジア・クトの石化に対抗する薬の生産が遅れており、現段階では前線の兵士に優先して配る計画のようで~す。
こういう状況だと6.5後期で天星郷内部で階級闘争もありえま~す。
4-4.創生巨神の戦いは傷跡を残さず。しかし謎は残る。
これは念晶巨人の大量破壊兵器で小エテーネ島が壊滅しているかのような光景の写真で~す。でもレンドアの町は無傷でした。
普段の戦闘でも「バトルエリア内は一種のパラレルワールドみたいなものであり、原則として通常空間と干渉しあえない」という設定ですから*3、これは想定の範囲内でした。
ただしみっちゃん先生の記事「【注意:ネタバレあり】ジャンプ禁止のストーリー」とによると、戦闘中にジャンプしようとするとシステムログから「ここで ジャンプをするなんて とんでもない!」と言われるそうで~す。
「プレイヤーの「おうえん」やネルゲルの「ベホイム」のように、ジャンプはバトルエリアの垣根を越えて影響を及ぼせる場合もある」という設定なのか、それとも「戦闘中は影響が無いけど、念晶巨人が直後に急死すればバトルエリアが消えて津波が残るので、創生巨神はそれを心配した」という設定なのかについては、謎のまま終わりました。
4-5.創生巨神と念晶巨人の戦いは目撃もされず。
いつも海ばかり見ているシニッカも含めた全員が、創生巨神と念晶巨人の目撃談を一切語ってきませんでした。
これは普段のバトルフィールドに無い効果であり、かつ念晶巨人が創生の力を吸い始めた時点ではバトルフィールドは発生していなかったので、前節の「無傷」の件と異なり想定外でした。
こうなると「創生巨神と念晶巨人は(少なくとも遠方からは)一般人には見えない」と解釈するのが自然で~す。
神が常人には見えないというケースはしばしばあるので、創生巨神が見えなかったのは驚くようなことではありませ~ん。しかし念晶巨人まで見えなかった件については考察が必要で~す。
これに一番近い現象は、過去記事「ゴールドマンMAXにしっかり会ってきました。巨体なのに近づかないと見えなかったで~す。そして一つの不安」で紹介したゴールドマンMAXの見えかたで~す。「巨大モンスターが、一定距離離れると突然見えなくなる」というもので~す。だからこれと同じ原理が作用した可能性が高いで~す。
そしてその「同じ原理」の内容ですが、幻版の災厄の王がガケっぷち村を破壊したときには遠くからでも見えたので、すべての巨大モンスターに起きる現象ではなさそうで~す。だからゴールドマンMAXと念晶巨人の両個体がそういう「一定距離以上の相手にレムオルの効果」というレムオルの劣化版のような魔法やアイテムを使っていたと考えるのが一番自然で~す。
なおその魔法を使うと「勇者の眼」を持つアンルシアにすら見えなくなるのか、それともアンルシアが内海の方向を見た時点までに戦闘が終わっていたのかは、現段階では特定できませ~ん。一般人はサンプル数が多いので「偶然そのころ全員が他の方向を見ていた」説が机上の空論になりますが、勇者の眼を持つ者はサンプル数が1しかないので「偶然そのころ他の方向を見ていた」説を捨て置けないからで~す。