ほしづくよのドラゴンクエストX日記

画像は原則として株式会社スクウェア・エニックスさんにも著作権があるので転載しないで下さ~い。 初めてのかたには「傑作選」(https://hoshizukuyo.hatenablog.com/archive/category/傑作選)がオススメで~す。 コメントの掲載には時間がかかることも多いで~す。 無記名コメントは内容が優れていても不掲載としま~す。

4.3メインストーリー その4 3051年前の政治問題は解決。ただし大魔神問題は先送り。

 リウ老師の元に戻ると、08号経由で集めた情報だけでジャ・クバ暗殺の真相を掴んでいたようでした。そこで彼とともにもう一度ウルタ皇女とグルヤンラシュに会いにいきました。

 ウルタ皇女が使っていたマリッチは、ジャ・クバの世話をしていた01号を改造したものだったので、リウ老師に命じられると01号が記録していたジャ・クバの最期の様子を放映してくれました。

 その映像の内容は、グルヤンラシュこそが真犯人である可能性の高いものでした。ただし刺殺の瞬間の場面はなかったので、ひょっとしたら真犯人でない可能性も残っている映像でした。

 ここでグルヤンラシュは映像を捏造されたものだと主張し、小型魔人機を大量に召喚して星月夜とリウ老師を拘束しました。少し前に大型魔人機15機に圧勝した星月夜にはオモチャみたいな敵でしたが、リウ老師が殺されたら可哀想なので、大人しく捕まってあげたので~す。

 でもすぐに「筆頭研究員」によって解放されました。その筆頭研究員とは、兄の月夜見でした。3rdディスクで着ていたあのダサイ赤と緑の服は、ウルベア帝国技術庁の筆頭研究員の制服だったようで~す。そして本人時間では、星月夜との再会はこの時が最初だったようでした。

 さっそくみんなでグルヤンラシュを追い駆けました。グルヤンンラシュはウルタ皇女を連れて第二庁舎に逃げ込み、警戒レベルを上昇させましたが、こちらには筆頭研究員がいたので何の障壁にもなりませんでした。

f:id:hoshizukuyo:20181006143531j:plain

 今まではムービーでしか見られなかった四階の開発中枢区を、以後は撮影できるようになりました。ここから第二庁舎にも行けますし、グルヤンラシュの部屋にも行けました。

f:id:hoshizukuyo:20181006143854j:plain

 急がばまわれの精神でグルヤンラシュの部屋を調査すると、大量の日記が出てきました。これらを読む限り、ジャ・クバ暗殺は本人がやったことのようでした。

 ただし本人は戦争を継続して交渉でボロヌジウムを入手することを目的としていたのであって、ウルベア大魔神のリミッターを外してガテリア皇国を焼き払ったのは大型魔人機開発部の面々のようでした。こうなるとどちらがより悪いのかは微妙ですね~。

 「寿命」という概念を持たないがゆえに慎重派になってしまった兄のことは、かつての同士とはいえ、かなり早い段階から疑っていたようでした。それなのに兄さえいれば容易に突破できる警戒システムをそのままにしておくなんて、ツメが甘いですね~。

f:id:hoshizukuyo:20181006144428j:plain

 第二庁舎に突入。

f:id:hoshizukuyo:20181006144537j:plain

 エレベーターの電源は切られていましたが、物資の輸送システムが生きていたので、皇女のいる特別監視室まで簡単にたどりつけました。いやはや何ともツメが甘い。

f:id:hoshizukuyo:20181006144647j:plain

 ここで久々に中ボスが待ち構えていました。魔神兵ゼェードだそうで~す。地面にトラップを置いたり、近づく者に回転斬りをしかけたりしてきますので、トラップを無視できる幻魔を召喚できる上に本人も遠隔攻撃ができる天地雷鳴士で挑めば楽勝で~す。

 ここでウルタ皇女を救いました。皇女はまだグルヤンラシュの悪事について半信半疑だったようでしたが、兄がエテーネルキューブを使えるのはエテーネ人だけだという真相を教えたところ、納得したようでした。

 単にジャ・クバ暗殺を回避するだけなら、まだエテーネ人に依頼をするという選択肢も残っていますが、本人の手で歴史を改変しない限り今のウルタ皇女は「一般人だったフルッカ」と同じく消えてしまうわけで~す。さすがにそれは、はばかられたのでしょう。

 さらに大魔神の格納庫までグルヤンラシュを追い駆けました。

f:id:hoshizukuyo:20181006145133j:plain

f:id:hoshizukuyo:20181006145143j:plain

 グルヤンラシュの主張によると、エテーネ王国の滅亡の原因は大規模な地殻変動だったので、それを回避するために大量の地脈エネルギーを大魔神に蓄えて過去に帰還する予定だったようでした。

 しかし、ここで例によってパドレがあらわれ、破壊活動し、地脈エネルギーの結晶を持ち去りました。

 兄はガレキに潰されそうになったので、開発直後のエテーネルキューブを使って別の時代に去りました。

 グルヤンラシュは地脈エネルギーを失った時点で生き甲斐を失くし、大人しくウルタ皇女に処刑されました。

f:id:hoshizukuyo:20181006150029j:plain

 こうして3051年前のウルベア帝国の政治問題は解決しました。ウルタ皇女は近日正式に戴冠することになり、ビャン・ダオや粛清された官僚たちの名誉も回復されました。無能を装っていた名家の二世も本格的に活動を開始し、旧グルヤンラシュ派もウルタ皇女派に寝返りました。

 地脈エネルギーをパドレに持ち去られた件だけはこちらの失点でしたが、幸いにもリウ老師がその対策を後世に遺すよう努力してくれることになりました。

f:id:hoshizukuyo:20181006142942j:plain

 兄が長年監禁されていた第304開発室にも入れるようになりました。兄が急に脱出できたのは、ひょっとしたらグルヤンラシュが小型魔神機を召喚するために発動した警戒システムのせいかもしれませんね。だとしたらグルヤンラシュは本当にツメが甘いで~す。

 まあ所詮は「荒事しか能のないグズ」ですからね~。

 ここにいたシシイルさんによれば、エテーネルキューブは試作品と完成品の計二個が作られたんだそうで~す。

 兄が持ち去り、今では星月夜のものになっている、このキュルル入りのキューブは、試作品と完成品のどっちなんでしょうね~?

 そしてもう一個のキューブはどこにいったんでしょうね~?

 続きは次回で~。

『週刊ウルベア魔神兵』精読 「脚なんて飾りかを検証!」・「グルヤンラシュの正体は、会う前から半分ネタバレされていた!」・「反骨の出版人ボダッチ氏の地上出版の意図を徹底分析」

 新しく行けるようになった時代について、フィロソロスさんから恒例の依頼がきました。今回のクエスト「太古の偶像を求めて」は、『週刊ウルベア魔神兵』全6巻を買ってくるというもので~す。

 ウルベア帝国では『魔神機歴史概説』という重厚な研究書のシリーズもあるのに、なぜか冊子程度の内容のこのシリーズを要求されました。

f:id:hoshizukuyo:20180930042322j:plain

 発行者はこのボダッチさん。万能浮遊椅子による人々の運動不足を憂い、様々なシリーズの第1巻だけ帝都で売り、それ以降を浮遊椅子では行けない整地されていない場所で売ることを思いついたんだそうで~す。

 ちなみに、万能浮遊椅子では行けないという設定の2巻以降の自販機には、ドルボードでなら簡単に近づけました。

 ということは、どうやらボダッチさんの社会貢献の計画は失敗のようですね~。

 ただし商売の観点からいえば、ひょっとしたら帝都で全巻を一気に売るよりもかえって儲かった可能性はありま~す。いわゆる「希少性の原理」効果で。

※第1巻精読

 ウルベア魔神兵の頭部の人工知能についての特集。単に魔神兵を動かすだけでなく、組織間の利害調停まで行えるほどの高度な知能を持っているものの、夫婦げんかの仲裁には失敗してしまったとか。

 星月夜は組織間の利害調停ができても夫婦げんかの仲裁に失敗した原因について考えてみました。

 人の感情は複雑ですので、単純な計算との相性は低いで~す。金銭面では「互いに100ずつ損をする」というのが合理的でも、相手への憎しみから、「自分が110損をしてでも、相手に120損をさせたい」とか人は考えてしまうもので~す。

 でも組織の利害というのは、組織の加盟者の様々な利害感情の最大公約数的なものになりがちなので、こうした敵対組織への個人的感情などは組織内の利害調整の中で捨象されていくもので~す。金銭面での結論はみんな同じで、敵対組織への愛憎の内容が人それぞれだった場合、相互に妥協すると自然に金銭面での結論の近似値が採用されるというわけで~す。

 なので機械的な利害計算のみをするという、魔神兵の人工知能のある意味での「性能の低さ」が、組織間の対立の仲裁には向いていたのでしょう。

 しかし個人間の対立の場合、計算できる部分の比重というのは小さくなりま~す。なので魔神兵の単純な提案は一蹴されてしまったのでしょう。

 ウルベア・ガテリア戦争を例にとるなら、「このまま戦えばガテリアは滅んで100の損をし、ウルベアは勝っても戦費のせいで60の損をする」ということが分かり切っていた場合、あえて細かな事情を無視して単純に「戦争を止め、ガテリアは賠償金20を払う!」と決めてしまえば、「40の差がつく」という相対的な結果は維持されたまま、両国にとって80の利益になりま~す。

 この際には、個々人の持っている「私の兄はX将軍の部隊に殺されたので、X将軍が戦死するまで戦争を継続して欲しい」とか「私の先祖の墓はY村にあるので、Y村をウルベアに割譲するのだけはやめて欲しい」とか「二千年前に帰りたいので賠償金はボロヌジウムで支払ってほしい」といった欲望は、所詮は個人の独自の望みにすぎないとして捨象されるというわけで~す。

 でも「ボロヌジウムが欲しい」などの特定の欲望を持った者が、一国を動かせるほどの大権力者であった場合は、その者の意思が過度に尊重されることで、交渉は夫婦げんか型に近づき、機械による仲裁は困難になるでしょうね~。

※第2巻精読

f:id:hoshizukuyo:20180930051329j:plain

 ウルベア魔神兵の右手の高出力ビームは、月まで届き、新しいクレーターを作るほどらしいで~す。

 アストルティアの月はビッグホルンからの打ち上げで人が行ける程度の距離にあるので、そう驚くほどの威力ではないかもで~す。

※第3巻精読

f:id:hoshizukuyo:20180930052443j:plain

 魔神兵の左腕はオノですが、左腕もビームに換装することが可能なんだそうで~す。でも好戦的なタイプの人工知能だと、オノのほうを好み、さらには味方とオノを奪い合って戦うこともあるのだとか。

 ビームも十分強いのにオノを好んで仲間割れとは、この「好戦的」タイプって単なる失敗作っぽいですね~。

※第4巻精読

f:id:hoshizukuyo:20180930062129j:plain

 胴体には身体を冷凍保存する機能の計画の名残として、謎の空間が残されているんだとか。今でも食料保存などに使われているそうで~す。

 ある機能が要らなくなったのなら、普通は設計からやりなおすもので~す。そうしてこそ、より少ない資源で同じかそれ以上の性能のものを作れるというもので~す。

 でもそうしなかったということは、リウ老師が離脱した後は三流の技師しか残っていなくて、安全な再設計をすることができず、既存の生産ラインを使い続けるしかなかったのでしょうね~。

 「リウ老師の反対を無視して作られた07系統は06系統のマイナーチェンジでしかなかった」という考察は昨日の記事でも書きましたが、第4巻の内容はそれを裏づける証拠といえましょう。

(この第4巻については、追加記事を書きました)

※第5巻精読

f:id:hoshizukuyo:20180930060115j:plain

 ウルベア魔神兵の脚部には反重力技術が用いられているので転倒をしないらしいで~す。脚がなくても浮遊できるならと、脚を失くすことを財務大臣が提案したところ、帝国技術庁の反撃にあって失脚したという、ダジャレのような話でした。なお失脚後の財務大臣は前線送りになり、戦死したそうで~す。

 長らくウルベア魔神兵強と戦ってきた星月夜としては、「魔神兵の脚は必要」に一票で~す。以下、写真を使って理由を説明します。

f:id:hoshizukuyo:20180930060524j:plain

 暗黒魔力砲を撃ったときの反動でバランスが崩れ、脚部の動きで必死に現場にとどまっていま~す。

 これがホバー走行しかできない機体であれば、暗黒魔力砲を撃った途端に後方に自分が吹っ飛んでいくことでしょう。

f:id:hoshizukuyo:20180930061346j:plain

 回転斬りも、脚で軸を支えていなければ、水平を保ってオノを回すのも難しいでしょうし、オノを敵に一撃を浴びせるごとに自分も吹っ飛びそうですね~。

※第6巻精読

f:id:hoshizukuyo:20180930062056j:plain

 魔神兵はホバー走行でも移動出来るので、いざ退却するときは早いそうで~す。でも人工知能の性格次第ではそのまま逃亡し、「理不尽な戦争に 駆り立てた 人間への復讐の機会を」狙っているという説もあるそうで~す。

 このゲームでは「人」といえば七種族全体を指す場合もありますが、「人間」といったら人間族のみを指すのが原則で~す。つまりグルヤンラシュが人間族出身であるということは、本人と会う前にこのクエストをすませ、なおかつ注意深く『週刊ウルベア魔神兵』を読んでいたプレイヤーにとっては、この時点ですでに判明していたということになりますね~。

 さらに着目すべきは、この本の内容がグルヤンラシュ批判になっているということで~す。

 するとボダッチさんは、権力者に抵抗する反骨の出版人ということになりますね~。

 ドルボードさえ使えば行けるような場所に自販機を置いておきながら、運動不足の解消だのといっていたのは、どうやら計画倒れなんかではなく、検閲を困難にするための名目だったようで~す。

 標準語でいうところの「地下出版」が、ウルベア地下帝国においては「地上出版」だったというわけで~す。

※後日談

f:id:hoshizukuyo:20181001005930j:plain

 フィロソロスさんが学者のくせに『魔神機歴史概説』よりも『週刊ウルベア魔神兵』を欲した理由が、最後に判明しました。付録のキットを組み合わせた1/30のミニチュアの新品版が欲しかったようで~す。

 ここでラミザ王子が学生時代にフィロソロスさんの教え子で、フィロソロスさんから模型サークルを紹介され、以後はサークルの代表者のペリポンさんと仲良くしたのだという設定が明かされました。

 なお学生時代のペリポンさんについて紹介するさいに、「無職の青年」という表現がありました。

 アストルティアでは学生も職を持っているのが当然という雰囲気なんでしょうね~。たしかに現代日本でいう「職」とは違って、アストルティアの「職」は「戦士」とかであればよく、それを通じて金を稼ぐことは必ずしも要求されていないので、学生でも何か「職」を持っているのが普通なのかもで~す。

f:id:hoshizukuyo:20181001011521j:plain

 報酬に原寸大のウルベア魔神兵を入手。

(2023年7月2日追記)

 ツイッターでクラウスさんに教わったのですが、このクエストの途中でしか入手できない「だいじなもの」があったようで~す*1

 調べたところ未入手だったので、カタログ埋めのために近々入手しておこうと思いました。

 クラウスさんには改めて感謝で~す!

(2023年9月21日追記)

 例の「だいじなもの」をカタログに登録できました。詳細は本日の記事にて。

4.3メインストーリー その3 ウルタ皇女およびグルヤンラシュとの会見

f:id:hoshizukuyo:20181001001254j:plain

 許可証の力で首尾よく帝国城に入ると、中ではドワーフの高官たちはグルヤンラシュによって閑職に追いやられていました。

 祭政一致の国なので、名目上は政治家や官僚ではなく神官なので、権力を奪おうとすればかなり簡単に奪える仕組みのようでした。

 高官のほうでも、有力者の大半がすでに戦死したり、ガテリアと通謀したとして粛清されているので、もうグルヤンラシュ派と経験の浅い家柄だけのボンボンぐらいしか残っていないようで、現状の改革は無理そうでした。

f:id:hoshizukuyo:20181001003326j:plain

 書庫では『古代ウルベア皇帝本紀』という古い本を見つけました。

 この時代は11代皇帝が暗殺された直後であるので、初代のころですらまだ「古代」というほど古くはないはずで~す。しかも本自体がボロボロなので、執筆時においてはますます初代は近い時代だったはずで~す。よって11代続いている「ウルベア帝国」の前に「古代ウルベア帝国」が存在した可能性が高いですね~。

 もしくはドルワームのように、「一度滅んでから復活したので、皇帝の数だけなら僅か10代弱前でも、時間の感覚からいえば「古代」である」という可能性もありま~す。

f:id:hoshizukuyo:20181001001752j:plain

 もう一つ面白く感じた設定は、ここで向き合っている魔神兵が「時計回り」・「反時計回り」という単語を使っていたことで~す。

 単に未知の言語を日本語訳したのであれば「右回り」・「左回り」で十分でしょうから、この時代のウルベアには現代の地球のアナログ時計と同じような時計が広く存在していた可能性が高いですね~。

 その後、せっかくウルタ皇女に会えたのですが、ウルベア大魔神の見学がしたかったらエテーネ人であることを証明するため、「時の球根」をもってこいとかいわれました。新しいお使いの始まりで~す。

f:id:hoshizukuyo:20181001012840j:plain

 メレアーデさんの協力で王家の温室に来ました。暗証番号で多少苦労しましたが、なんとか乗り越えることができました。

 写真をよく見ると、ここでも天の川が見えました。天の川のまとめ記事を更新せねば~。

f:id:hoshizukuyo:20181001014827j:plain

 時の球根を入手! これでエテーネ人として認められ、帝国技術庁への同行を許されました。

 ウルタ皇女が時の球根を欲していたのは、エテーネ人でなくても時渡りができる装置の開発に必要だからのようでした。開発して何をしようとしているのかというと、父である11代皇帝ジャ・クバがガテリアに暗殺された歴史を改変するためのようでした。

f:id:hoshizukuyo:20181001021058j:plain

 反重力装置発着場から帝国技術庁に行ける仕組みでした。ウルタ皇女の操縦する装置は、マリッチや08号を露出したユニットとして組み込んだりできて、『スターウォーズ』へのオマージュという雰囲気がしました。

 途中、飛行できるモンスターたちが進路を妨害してきました。そこそこ高い場所でもモンスターが生息しているんですね~。近距離移動でも飛竜が超高空まで舞い上がるのは、これを避けるためだったのかな。

f:id:hoshizukuyo:20181001021733j:plain

 帝国技術庁の発着場では、グルヤンラシュが迎えてくれました。その正体は成長したクオードでした。

 これは多少驚かされましたが、実は「グルヤンラシュは人間族である」というところまでは、ここまでに入手できる情報の総合だけで判明していました。明日の記事でそれはお教えしましょう。

 クオードはこの時代の10年前に飛ばされてしまったので、エテーネの滅亡を回避するため、同じく過去を変えたいウルタ皇女と組んで、時渡りの力が弱い者でも時を渡れる装置を開発していたんだとか。

 ちなみに「グルヤンラシュ」とは古代語で「あの日に帰る」という意味なんだそうで~す。「ラシュの民」という意味だという星月夜の説*1は滅びました。

 ウルタ皇女は時の球根に狂喜乱舞して、ウルベア大魔神を見せるという約束をすっかり忘れ、グルヤンラシュと一緒にどこかへ行ってしまいました。

 星月夜は仕方なく、08号からの依頼にもとづき、リウ老師のために必要な情報の収集を開始しました。

f:id:hoshizukuyo:20181001033703j:plain

 時代遅れのドルボードを愛するメルメさんを発見。きっとメンメさんの先祖ですね~。

 ここでは主にウルベアの魔神機・魔神兵に関する情報が得られました。

 ウルベアの魔神機・魔神兵は、試作品のナンバーが2ケタであり、その量産機のナンバーが3ケタであるということでした。

 たとえば07号は07系統の破壊魔神兵の元祖であり、075号はその量産機の5号目というわけで~す。

 でもこの法則だと、「量産機」といっても、一つの系統につき10機までしか作らないということになりますね~。

 なお、01号が先代から元首に仕えているマリッチ

 02系統が支援魔人機、04系統が警備魔人兵で、これらは「小型」に分類。

 03系統が労働魔人機、05系統が防衛魔人兵で、これらは「中型」に分類。

 06・07系統は破壊魔人兵で、これらはどちらも「大型」に分類。06系統が暴走しやすかったのでグルヤンラシュがリウ老師の反対を押し切って作らせたのが07系統らしいで~す。

 08号は外見は他の大型と同じですが、01号と同じく脳の部分が独立で行動できま~す。

 なお、「ウルベア魔神兵」という別名が与えられているのは大型のみ。

f:id:hoshizukuyo:20180926124301j:plain

 ちなみに、流砂の遺跡にいた15機のウルベア魔神兵は、どれも同じ強さでしたが、「まめちしき」によると「一見 どれも同じに見えるが 各機体の足の裏に それぞれ 06や 07から始まる 識別番号が刻まれている」とありま~す。

 するとやはり06系統から07系統への発展は、人工知能のマイナーチェンジ程度の意味しかなかったということになりますね~。06X号の番号がいっぱいになったので、事実上の追加生産をおこなったのでしょう。

 こうした情報を集めたのち、ウルタ皇女とグルヤンラシュと「筆頭研究員」しか許可なくして入れない4階に行くと、そこでまたグルヤンラシュらから情報が聞けました。

 彼らはエテーネルキューブを作っていました。必要な三つの素材の内、アルケミダストは優秀な錬金術師を部下にしたので入手でき、ボロヌジウムはガテリアを滅ぼしたので入手でき、時の球根は今こうして星月夜が拾って来たので、もうすぐ完成するんだそうで~す。

 グルヤンラシュの主張によれば、11代皇帝を暗殺したのはビャン・ダオなのだそうで~す。ガタラの追加クエストにおけるビャン・ダオの主張とは全然違うのでとまどいました。

 ひょっとして謎の「筆頭研究員」こそが黒幕なんじゃないかな~、と思いました。

 グルヤンラシュはウルベア大巨人の守りは万全だから心配するなとかいって、大巨人を見せてくれませんでした。

 ここでリウ老師から通信があり、とりあえず一度帰って来いといわれました。

経営難の郵便局を救おうとして、とんでもない行動をした便せん娘の二人目

 このブログでは、メインストーリーの紹介記事はまとめて連載し、途中のサブストーリーは後から徐々に紹介していくというスタイルを採用しています。

 しかし今回はその原則を若干変えてでも、メインストーリーの完結前に紹介しておきたいサブストーリークエストがありました。

f:id:hoshizukuyo:20180930034028j:plain

 ウルベア地下帝国の郵便局は客が少なすぎて閉鎖の危機のようでした。「手紙が結ぶ絆」に登場した古グランゼドーラの郵便局と状況が似ていま~す*1

 そこで郵便局員ツクシさんが考えた策は、ウルベア人好みのメカニカルなデザインの便せんを作って販売するというものでした。そしてそのための素材を星月夜に頼んできました。クエスト「歯車じかけの販売戦略」です。

 ここまではよかったのですが、なんとできあがった便せんには、国民から嫌われまくっているウルタ皇女が描かれていました。

 4.3メインストーリーを終わらせれば人気者になるのでしょうし、経営に余裕があればそれを見越して奇貨を居いたと評価できるのですが、当座の金が必要な状況でこんな新商品を作るなんて、どうかしてますね~。

 「手紙が結ぶ絆」では、4.1メインストーリークリアー前なら正しい販売戦略となり、クリアー後なら間違った販売戦略になる仕組みでした。今回はその逆に、4.3メインストーリークリアー前だと間違った販売戦略になる仕組みでした。

 今回も「経営難」なんていう設定さえなければ、「嫌われ者のあの人のよさをわかってもらいたくて作りました」という美談にもできたんでしょうに、何でわざわざこんな設定を最悪の状況で二度もつけ加えるんでしょうね~?

 とりあえずこの件を告発したくて、先行してサブストーリーを紹介しました~。

4.3メインストーリー その2 リウ老師の助言に従いウルタ皇女への謁見を目指す。 & 4.3時代の通常モンスターをコンプリート

f:id:hoshizukuyo:20180928171211j:plain

 3051年前の「ダラズ大鉱脈」の強制労働所に着きました。

 どうやら、グルヤンラシュがガテリア皇国を滅ぼしてからしばらく経過した時期のようでした。

 ここでは「労働魔神機」というロボットが見張り番をして、ガテリアの捕虜やウルベア地下帝国の不満分子が、ウルベアのために肉体労働をさせられていました。

 採掘のような仕事こそロボットの出番だという印象がありますね~。彼らに見張り番の仕事を任せるというやり方は、本当にウルベアにとって利益になっているんでしょうかね~?

 採掘の対象は「ドルセリウム鉱」らしいのですが、たまに珍しいものも出てくるんだとか。

f:id:hoshizukuyo:20180929001815j:plain

 あちこちに露出しているこの鉱石が、ドルセリウム鉱なんでしょうかね~?

 のちにある本棚で判明しますが、鉱石としては、ウルベアの特産がドルセリウム、ガテリアの特産がボロヌジウム、ドルワームの特産が太陽の石なんだそうで~す。太陽の石って、この時代では魔瘴から反転させなくても、そのまま採掘できたんですね~。

f:id:hoshizukuyo:20180928172142j:plain

 ここでリウ老師に会えました。

 そしてこの強制労働所はすでにレジスタンスによって乗っ取りずみであり、監視をしているように見える労働魔神機もリウ老師の手でレジスタンス寄りの立場に改造ずみとのこと。

 大巨人に関する情報を聞いたところ、それはこの時代におけるウルベア大魔神だろうといわれ、ウルタ皇女と人脈ができれば何とか近づけるかもしれないといわれました。

 今はまだ詳細を語れないものの、星月夜がそれを目指すことがレジスタンスにとっても結果としてプラスになるとかいう理由で、協力してくれることになりました。

 具体的には、魔神兵08号のメインコンピューターが本体と分離して、星月夜の軍師的存在になってくれました。

f:id:hoshizukuyo:20180928235702j:plain

 捕虜は全員生体情報を登録をされているので、労働所を乗っ取ったものの、カルデア溶岩帯のこの橋の防衛魔神兵の審査を突破できなかったそうで~す。そこでデータを取られていない星月夜の出番となったようで~す。

 労働所にいて捕虜の味方になった魔神兵は、壊れているものを除き、どれも「労働魔神機」でした。そしてこの橋にいるのは「防衛魔神兵」でした。外見は似ていても、「魔神」ならプログラムを改造して味方にしてしまえるけど、「魔神」だと改造が不可能ということでしょうかね~?

 このウルベアの首都に行く途中の道で、早くも4.3で新出の通常モンスターをコンプリートしてしまいました。

f:id:hoshizukuyo:20180929001433j:plain

 ダラズ大鉱脈にいた「おおさそり」。形状も新出で~す。

f:id:hoshizukuyo:20180929002004j:plain

 カルデア溶岩帯にいた「れんごくまちょう」。マッドファルコンの上位種で~す。

 「れんごくちょう」や煉獄の谷の「魔炎鳥」といった類似モンスターがいる中、果たしてどこまで知名度を上げられるか?

f:id:hoshizukuyo:20180929002435j:plain

 ガタラ大山林にいた「ジュラシックロイド」。形状も新出で~す。

 以上、新出通常モンスターは僅か3種でした。でも新出の形状の数では決して4.0~4.2に負けてないので、運営が手抜きしたという印象はなかったですね~。

f:id:hoshizukuyo:20180929002759j:plain

 途中の寄り道でリュウタを発見。

 ただし仕事に熱中しすぎていて、星月夜には気づかなかった模様。

 このため、この時点ではまだセレディーネと組んでいた個体*1と同一なのかそうでないのかはは断定できませんでした。

f:id:hoshizukuyo:20180929003523j:plain

 首都にとうちゃ~く。

 108万2315人目の旅人として登録され、平和的に中に入れました。でもウルタ皇女に会うためにはさらに入城許可証も必要であり、それは現在発行されていないのだとか。

 入城許可証を入手するために一番合理的な行動として08号がはじき出した回答は、有力者とのコネ作りでした。ここまでは非常に合理的でしたが、さらにそのための最適解は、なんと流行中の「ウルベア式めんこ」の愛好者を探すというものでした。

 教会にあった本によると、ウルベア式めんことは、紙製のめんこに負けないように作られた金属製のめんこを起源とし、金属製同士でも決着がつくように10代皇帝ダジム・ジダがジャンケンと同じルールにしたもののようでした。

 そして現代に残るウルベア金貨・銀貨・銅貨とは、実は三すくみのウルベア式めんこだったようで~す。

f:id:hoshizukuyo:20180929122934j:plain

 めんこを売ってくれるのは、めんこ屋チャガンさん。どう見てもチャガナさんの先祖ですね~。

f:id:hoshizukuyo:20180929124509j:plain

 めんこを中心に情報を仕入れていくと、神父でもあり帝都の町長でもあるウッツァ神父と知り合えました。祭政一致の国なので、彼の地位は非常に高いようでした。何しろ、引きこもりのウルタ皇女は国民から不人気だと堂々と教えてくれたぐらいですから。

 神父のくれたアドバイスとしては、ウルタ皇女の魔神機なら入城許可証の発行権限を持っているかもしれないというものでした。

 なお、ウルタ皇女の不人気ぶりとは逆に、町では宰相のグルヤンラシュを讃える声が強く聞かれました。ガテリアに殺された前皇帝ジャ・クバの仇討をした者であり、町の整備をした者であり、地脈エネルギーの活用で万能浮遊椅子を導入してドルボードを時代遅れにした者とのこと。

 その後、神父のアドバイスどおりにウルタ皇女の魔神機「マリッチ」と接触すると、「エテーネ人の生体情報と完全に合致」とかいう理由で入城許可証をくれました。

 エルフ態でマリッチ接触したのに、「時渡りに適した体質を確認」ではすまずに「エテーネ人の生体情報と完全に合致」とまで判定されたということは、「種族を変えても他人からは常にどちらか一方の種族に見える」というファルシオンのあの魔法が、機械にまで効いたってことでしょうかね~?

 今回はこの入城許可証を入手したところで一区切りとしましょう。続きは次回~。

4.3メインストーリー その1 終焉の繭事件がまた発生

 本日から4.3のメインストーリーを紹介していきま~す。

 他のコンテンツを散々紹介しているうちに約一ヶ月経過したので、ネタバレ回避とかはしませ~ん。逃げるなら今のうちで~す。

f:id:hoshizukuyo:20180926112052j:plain

 ルシェンダさんから、ドルワームのダラズ採掘場の防砂ダム付近に例の終焉の繭が登場したので行くようにいわれました。

 ドルワーム王国が直接星月夜に郵便を送らなかったということは、本音では金のキーエンブレムの取得者なんかよりも勇者の派遣を期待していたんでしょうね~。でも残念、繭に関しては盟友ちゃんの担当でした~。

f:id:hoshizukuyo:20180926205334j:plain

f:id:hoshizukuyo:20180926205347j:plain

 防砂ダムの入り口を警備していたのは「カアチス」という慇懃な兵士でした。元々は研究院の調査員を護衛する任務だったらしいのですが、急きょ繭への対策の任務を帯び、前線基地に駐屯することになったという設定でした。

 「カアチス」という名前は、ドワーフ男性の一般命名原則*1から外れてますね~。種族の命名原則から外れた者は家柄が良い場合が多いのは、過去の記事で何度も指摘したとおりで~す。

 そしてこの名は、イギリス系の名前"Curtis"を連想させますね~。この名前の元ネタは古フランス語で「礼儀正しい」を意味する"corteis"なので、敬語で話しかけてくる彼の印象にピッタリで~す。

 さらに"corteis"の語源をさかのぼると、ラテン語の"cohors"で~す。軍隊における「大隊」の意味もあり、要人の「従者」という意味もありま~す。調査員の護衛任務や前線基地の駐屯任務を負わされた人物の名前として、実に相応しいといえますね。

 このカアチスは、星月夜がビャン・ダオの友人だと判明すると、ますます信用できるだのなんだのといってきたので、どうやらクァバルナに二度も勝利したこの英雄の存在を知らなかったようで~す。

 少なくとも金のキーエンブレムを取得した第一戦での星月夜の活躍については、ドルワームの入り口でフミイミさんが歌いまくっているというのに、何という世間知らずでしょうね~。

 以上を総合すると、このカアチスの人物像として一番考えられるのは、「高貴な家柄の生まれであるがゆえに世間知らずでもあり、クァバルナとの戦いの歴史などを学ばないまま、いきなり血筋だけで大隊長に抜擢された。本来軍人としては無能なので要人警護などの簡単な任務を与えられていたが、運悪く緊急の事情で現場で重要な任務を与えられてとまどっている。育ちがいいので口調は丁寧だが、腹の中では他人の価値を要人との距離だけで計測している」というところでしょうね~。

 ここでビャン・ダオと再会しました。第一皇子の称号はみずから捨てたようでしたが、失われた古代技術の知識を重宝されて「特別調査員」なる立場に就いているようでした。記念写真でも院長とほぼ対等の立場のようでした。

f:id:hoshizukuyo:20180926122137j:plain

 前線基地の最前線で繭を確認。

f:id:hoshizukuyo:20180926122240j:plain

 ずらりと並んだ大砲。非常に頼もしい光景で~す。

f:id:hoshizukuyo:20180926122849j:plain

 繭の真下にある流砂の遺跡には、徒歩でもドルボードでも行けないので、ビャン・ダオが開発したこの「永遠のガテリア号」で行くことになりました。

 ただしドルボードでも移動できない最悪の環境下でも、ケダモンがたくましく生きている姿が確認できました。

 流砂の遺跡に着くと、それまでバラバラになって壊れていた「古代ウルベア魔神兵」たちが自動的に修復されて襲いかかってきました。すごい技術で~す。

f:id:hoshizukuyo:20180926124301j:plain

 戦闘能力でも、中でビャン・ダオが冬眠していたウルベア魔神兵とは比較にならないぐらい強かったで~す。

 ちなみにこの「古代ウルベア魔神兵」たちについてですが、戦闘場面とモンスターリストにおいては「古代ウルベア魔神兵」と表記されますが、集団名としては「ウルベア魔神兵たち」らしく、全滅させたときのシステムログや冒険日誌にはそちらの名前が使われま~す。

 この連中に勝つには勝ったものの、戦闘のせいか床がもろくなってしまったらしく、床が崩壊して地底に墜落してしまいました。

 でもこのおかげで、数時間前から遺跡の探索をしていたと思われるパドレに一気に追いつけました。塞翁が馬ってやつですね~、古代ウルベア魔神兵にはある意味感謝で~す。

 パドレはウルベア大巨人の調査をしていたらしく、失われた動力を求めてちょうど過去へと旅立つところでした。

 星月夜とキュルルも真似をして過去へと旅立ちました。行き先は3051年前のウルベアで~す。

 バージョン4.2~4.5の舞台の候補の予想記事、今回はほぼ完璧に当たりましたね~。

 あまり話は進みませんでしたが、キリがいいのでここまで~。

雨月「そりゃ、カアチスなんていう雑魚キャラにあんなにこだわったら、話がほとんど進まないのも当然ですわ~」

光の石板 1珠時代版 その2

 「遊び人のパルプンテ強いじゃん!」と思ったので、一ヶ月と待たずにに光の石板の改造をしました。

 「その1」へのリンクも貼っておきま~す。

f:id:hoshizukuyo:20180914234144j:plain

1.飾り石の効果を受ける宝珠六種

※真・やいばくだきの技巧

ハッスルダンスの戦域

※たたかいのビートの戦域

※マジックルーレットの戦域

※プラズマリムーバーの戦域

※めいどうふうまの極意

 一軍は全部前回と同じで~す。

2.飾り石の効果を受けない宝珠十八種

2-1.どの職でも使うもの

※おはらいの瞬き

心頭滅却の瞬き

※やいばのぼうぎょの極意

2-2.特定の職でしか使わないもの

※天使の守りの瞬き

※聖者の詩の閃き(新)

※一喝の閃き

※お宝ハンターの閃き

ハッスルダンスの奇跡

※アクロバットスターの閃き

パラディンガードの閃き

※フォースブレイクの技巧

※マジックルーレットの閃き

※妖精のポルカの閃き

※モンスターゾーンの閃き

※強化ガジェット零式の閃き

※よみがえり節の瞬き

荒神の舞の閃き

パルプンテの閃き(新)

 次のリストラ候補は、一喝の閃きあたりでしょうかね~。強化されたとはいえ、そもそも武闘家をあまり使わないので。

3.三軍落ちした宝珠一覧

※サプライズラッシュの技巧

※ビーストモードの閃き