1.第一班の戦い
第一班が通ることになったのは緑の「エメラーダ」ルートで~す。
他のルート名が青い「サフィア」と赤い「ルビン」であり、これらが幹部のジア・サフィルとジア・ルーベに由来しているとするならば、エメラーダは色から考えるにジア・ルミナの担当部署だった可能性が高そうで~す。
このルートはジア・クトたちの訓練場である「念晶練磨場」として使われているようでした。
途中で懐かしいワープ装置を発見しました。これはジア・グオヌバの宇宙船内にあったもの*1と多分同じで~す。
このルートの奥にはジア・クト以外には猛毒である光を発する来光筒という設備がありましたが、カブは己の死と引き換えにこれを破壊しました。
こうしてカブは最初の戦死者となりました。
ここで第一班とは連絡がとれなくなりました。
2.第二班の戦い
第二班の「サフィア」ルートは「ジア燃石生産場」であり、普段は人を通過させることを予定していないという、本来なら最難関のルートでした。
でもフォステイルの智謀により、結果的に一番楽な道となりました。
途中でフォステイルが「北国の冬のように うんざりするほどの 長さだ」と語りました。
これは地理を考えるさいに非常に重要なセリフで~す。もしもアストルティアの赤道がレンダーシアあたりを通過しているならば、南国であるプクランドの冬も北国の冬と同じぐらい長いはずだからで~す。
「レンダーシアを中心とする六大陸は、大きな星の大きな海の、極めて狭い範囲内に密集している」と星月夜は長年主張してきましたが*2、その根拠がまた一つ増えました。
加えてこれにより六大陸では北のほうが寒いということが判明し、「六大陸は北半球に密集している」ことも明確になりました。
奥の方まで進んだところ、ジア・ネブラの謀略により第二班はラダ・ガートだけ分断されてしまいました。ネブラとしては数の暴力で各個撃破をしたかったようで~す。
でも第一班の生存者であるナンナとドルタムがラダ・ガートに合流してきた上、ネブラの身近にいた部下の数があまり多くなかったため、戦いの後半ではネブラのほうが数の暴力に押され、敗北にいたりました。
さらにリナーシェとフォステイルもそこに追いつきました。
絶体絶命のジア・ネブラは、自分の念晶体と引き換えに謎の立方体がどんどん落下してくる罠を発動させました。
この罠はナンナが全部対処しましたが、力を全部使い切って消滅してしまいました。二人目の戦死者で~す。
ここで第一班に続いて第二班も音信不通となりました。
3.第三班の戦い
ルビンルートは「闘技演習場」として使われているようで、小ボスと連戦させられました。
彼らはジア・ネブラが作った偽の英雄たちでした。2ndディスク以外のディスクでは終盤に物語全体を回顧するための小ボスを上手に配置してくれていましたが、今回も不自然さを感じさせない見事なやり方でした。
一番奥にいたユーライザの偽者は、髪形がデフォルト状態でした。
星月夜は6.1メインストーリー序盤のクエスト「散髪人形はお礼がしたい」*3でユーライザの髪形を変えてから、この状態には一度も戻させていませ~ん。
ジア・クトがアストルティアを認識できるようになったのは6.2メインストーリー終盤でアストルティアの楯が破壊された後のはずですが*4、どうやって6.1序盤以前のユーライザの髪形を知ったのか、ここで大いに疑問を抱きました。
そして「天星郷にはアルビデとヘルヴェル以外の内通者がまだ生き残っていて、古い写真資料などをせっせとジア・クトに渡している」と考えるのが一番自然だと気づき、愕然としました。
一応「6.0時代にレオーネが記念写真を撮影しまくっていて、当時はマイナーな存在だったユーライザすら全方向から撮影をしていた。6.2で寝返ったとき、それらの写真はジア・ネブラの手に渡った」と考えることも不可能ではありませんが、こちらの仮説はかなり無理がありま~す。
とはいえ今まで天星郷側の作戦が流出して対策を立てられてしまった形跡がないので、生き残りのスパイはかなり低い地位にいるようで~す。
4.機関部
我々第三班は機関部への突入に成功しました。
この機関部にある加速円環の回転を過剰にすれば、魔眼砲を暴走に持ち込めるようでした。
円環の操作端末の中には二台の子機を同時に操作しなければならないものもあったので、出撃前は散々足手まとい扱いされていたユーライザが大いに役立ちました。
こういうこともあるのですから、戦闘力が低くてもいいのでもっと天使を突入メンバーに混ぜればよかったと思いました。
こうして機関部の暴走には成功したのですが、仮にジア・クトに管制室で先に作業をされてしまうと暴走も終わってしまうようでした。
ただし、だからこそ管制室へ誰でも駆けつけられる非常事態になったようで、管制室への扉が開きました。
次はジア・クトと管制室への一番乗り争いで~す。
5.任務達成
無事にジア・クトより先に管制室に来ました。
ピラァ・オブ・バーンを彷彿させる不穏な地図ですにゃ~。
ここでの情報によると、ジア燃石とは侵略対象の星の成分を利用して作るものであり、滅浄の大光の効果範囲を広げるためのもののようでした。
機関部が暴走した状態のまま魔眼砲を虚空に向けて撃つと、予定通り魔眼砲は壊れ、かつ英雄たちやユーライザから飛行能力を奪っていた厄介な「力場」とやらも消えました。
これにて当初の目標は達成で~す。
任務完了に少し遅れて「要塞の迎撃大隊」という連中が管制室にやってきましたが、雑魚の集まりだったので範囲攻撃で難なく排除できました。
6.第二魔眼砲
このとき、ジア・レド・ゲノスが奥の手の第二魔眼砲で滅浄の大光を撃つと宣言しました。フォステイルは「転ばぬ先のキラポン」という諺を想起したようでした。
ただしこの第二魔眼砲の発射には艦内のほぼすべての扉のロックを解除する必要があるらしく、ジア・レド・ゲノスの居場所にも簡単に近づけそうな雰囲気になりました。
以上の悪い知らせと良い知らせとを踏まえたユーライザは、いっそのこと第二魔眼砲の破壊ではなくジア・レド・ゲノスを倒すことを新しい目標にすべきだという提案をしてきました。
仮に第二魔眼砲を破壊してもさらに第三魔眼砲すらあるかもしれないので、このユーライザの提案は優れた現場の判断だと思いました。
ここで追加の敵部隊がどんどん管制室にやってきたので、ハクオウはしんがりとして管制室に留まりました。死亡フラグかも?
それにしてもこれだけの大軍が奥に控えていたのに、援軍をほぼ差し向けられないまま僅かな潜入部隊にすら数の暴力で敗けることになったジア・ネブラは、ナンバー2といっても所詮は捨て駒だったのでしょうかね~?
なお中枢を目指す移動においては、「力場」が消えたはずなのにどうぐかばんとかサポート仲間はしばらく使えず、中枢のほんの手前でやっと使えるようになりました。天使や英雄の羽を消していた力場とは別の力によって封印されていたのでしょうか?