ほしづくよのドラゴンクエストX日記

画像は原則として株式会社スクウェア・エニックスさんにも著作権があるので転載しないで下さ~い。 初めてのかたには「傑作選」(https://hoshizukuyo.hatenablog.com/archive/category/傑作選)がオススメで~す。 コメントの掲載には時間がかかることも多いで~す。 無記名コメントは内容が優れていても不掲載としま~す。

10周年記念ふくびきの1~3等の真正コンプリート。「時元神キュロノスの像」の製造過程の推測に苦労しました。

 10周年記念ふくびきの1~3等については、過去記事「10周年記念ふくびきの6.2時代の1~3等をコンプリート」で書いたように、6.2時代に当時すでに小出しにされていたものを一度コンプリートしていました。

 そしてこのたび6.3で追加されたものもコンプリートしたので、感想や評価などを書こうと思いま~す。

1等

※アスフェルド学園の菜園

 本物のアスフェルド学園の菜園ではエステラのぬいぐるみのように物品を置いていくコンテンツが予定されていたようですが、どうやら「これを配布するので各自自宅でやってね」となったようで~す。

 もう学園の改修は無いということでしょうかね~? 調理部と釣り部には大いに期待していたのですが…。

※いらすとや印章

 印章の追加は基本的に歓迎していま~す。

※馬車プリズム

 一番気に入りました。

2等

※冥王装備5種

 昔だったら興味がなかったと思うのですが、今はカタログが増えていくことを楽しんでいま~す。

※レンズ2種

 レンズの追加も大歓迎で~す。

※アオちゃんカプセル

 四体同時というのは知る限り新しい試みですね。

※壁かけ10周年記念の絵

 しっかり自宅に飾りました。

3等

※像11体

 「時元神キュロノスの像」はプレイスタイル次第ではまだ世界のどこにも登場していないキャラクターの名称と形状を模した像で~す。

 とはいえ、4.5未クリアの冒険者の視点でこういうものが存在することを説明するのは、そう難しくありませ~ん。この世界には予知能力者が大量にいますので、時見の箱の自己進化計画を見抜いた者の証言を元に未来の強敵を予測した模型を作ることは、十分に有り得るからで~す。

 むしろ4.5クリア後の冒険者の視点での説明のほうが若干難しいで~す。キュロノスの最終進化は「無かったこと」にされて時間が巻き戻されたので、時元神については過去のこととして語る目撃者もいなければ未来のこととして語る予言者もいないことになりま~す。

 よって以下のような説明を考えました。「まだ未来に時元神が現れるという世界線だった4.5未クリア時代にこの像の製造計画はすでに始まっていて、最近になって配布が始まった」と。

6.3時代の転生モンスターをコンプリートしました。

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 6.3時代の転生モンスターをコンプリートし、称号も得ました。

 例によって、運営自身がネタバレをするまではこのブログでもその正体を秘密としておきま~す。

 なお今回が「おうじょのあい」の転生モンスター出現率理論値*1の初陣だったのですが、う~ん、あんまり効果を実感できませんでした。

(以下2023年9月9日追記)

 プールプがネタバレをしていたのを確認したので、本稿でもネタバレしま~す。

 6.3追加の転生モンスターは「ミノカサハギン」であり、称号は「縞々魚人ハンター」でした。

昔売ったアイスバープリズムを再入手して装着。バザーで買えるプリズム全12種をコンプリート。ヒューザソーミャ釣り堀も一瞬だけ入手。

 1等だったころに30万ゴールドで売ったアイスバープリズムを11万ゴールドで買い、装着しました。

 この程度の儲けならば、夏に装着して清涼感を楽しんだほうがよかったかもで~す。

 とりあえずこれで、全10種時代*1以来久々にバザーで買えるプリズムのコンプリートにいたりました。今は全12種で~す。

 最近カタログ埋めに熱中しているので、現在アイスバープリズムと同じく2等のヒューザソーミャ釣り堀も、一瞬だけ入手しました。

 3キャラとも一度ずつ所有してから売りました。

「ウェルカムギフト DQXオフライン発売記念キャンペーン」コンプリート

 「ウェルカムギフト DQXオフライン発売記念キャンペーン」をコンプリートしました。

2022年9月14日更新のお宝の写真を一人寂しく採掘しました。

 「誰かに誘われたら一緒に行こう」と思っているうちに次の更新が来そうになったので、2022年9月14日更新のお宝の写真を一人寂しく採掘しました。

 採掘した夢のアクセサリー箱3から竜のうろこが出たので、おうじょのあいの第二の理論値に少し近づけました。

 「あ~、サボらず掘ってよかった~」という気分になれました。

「キルバーンの真の正体はピロロではなく、アレだ!」と提唱しま~す。そしてこの仮説の陰の功労者に褒美を授与。

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1.総論

 リメイク版アニメ『ダイの大冒険』が最近めでたく完結しました。

 この最終話の録画を観て数日経過してから、急にキルバーンの正体はピロロではないのではないか?」と疑い始めました。

 一度疑い始めると、疑いの根拠が五つもわいてきました。

 そしてその疑いの中から、真の正体についても仮説を思いつけました。

2.五つの根拠

2-1.ずっと正体を偽ってきた者の発言をなぜ最終回だけ信じる?

 ずっと「キルバーンの正体は仮面の男」と偽ってきたキャラが、最終回で一度だけ「ボクが…本当のキルバーンだ」と自己申告したからといって、そのまま鵜呑みにするのはあまりに単純で~す。

2-2.危険を冒して起爆前に正体を明かしたのは不自然

 仮面の人形を起爆させて勝利するだけならば、別に正体を明かす必要はありませ~ん。

 一応は「バーンが死んで長年の緊張の糸が切れ、ついに自己顕示欲に負けた」という解釈も可能ですし、星月夜もかつてはこの立場を全面的に支持していました。

 しかしあまりに不自然なので、他の解釈も考えるべきで~す。

2-3.仮面の人形の地上での爆発はヴェルザーにとって最善ではない。

 前節の「他の解釈」論は、説得力のある具体例がなければ机上の空論ですが、しっかり辻褄の合うものがありました。

 仮面の人形が地上で爆発すると、付近のピラァ・オブ・バーンに誘爆して地上が壊滅し、ヴェルザーではなくバーンのプランに近い結果になってしまいま~す。

 起爆前に仮面の人形の爆発計画を教えてくれたのは、誰かが人形を上空に運んで爆死することで人間の戦力が減ることこそがキルバーンにとって最善であり、皆が諦めて地上が消滅するのはせいぜい次善だったからだと思いま~す。

2-4.正体は腹話術の天才

 「キルバーンの正体」は腹話術の天才なのですから、ピロロの口が喋っているように見えても、仮面の男が喋っていたときと同じぐらいに「真の発言者は別の場所にいるのではないか?」と疑うべきなので~す。

2-5.不自然な脱帽

 正体を明かして死の宣告をするだけなら帽子を脱ぐ必要なんかないのに、ずっと被っていた帽子を不自然に脱いでいま~す。

3.真の正体に関する仮説

 以上を総合的に考えると、キルバーンの真の正体は「ピロロの帽子」と考えるのが一番自然で~す。

 バーンの遺した計画に乗るだけではヴェルザーにとってせいぜい次善であったので、弱いピロロが自己顕示欲に負けてキルバーンの正体を明かしたふりをしてダイたちを挑発し、一行の中の有力者が少なくとも一名空中で消えてくれることを望んだのでしょう。

 でもそういう危険な挑発をしたせいで殺されてはたまらないので、あの慎重なキャラはピロロの身体から離脱し、得意の腹話術で第二の偽の本体を使って死を偽装し、ヴェルザーのもとに帰っていったのでしょう。

4.先行研究について

 検索したところ、「キルバーンの正体はピロロではない」までは星月夜より先に提唱されていたかたを発見できましたが、「具体的には帽子だ!」説までは発見できませんでした。

 でもかなり古い作品なので、相当の確率で同じ意見を先に発表されたかたがいらっしゃるのではないかと覚悟しておりま~す。

 もし先に提唱されていたかたを見かけたら、ご紹介くださ~い。

余談.陰の功労者に褒賞

 この仮説にたどりつけたのも、「帽子のほうが本体の魔法使い」という設定のマジカルハットが登場する『ドラゴンクエストX』を長時間やりこんだからこそだと思っておりま~す。

 そこでこの記事の陰の功労者である仲間モンスターのマジカルハットのシオフィラス*1に、「ハナちゃんおしゃれ花」を与えました。

 このアイテムのお代はプレゼントチケット2枚なので、かなりの奮発で~す。でも個人的にそれぐらい価値のある発見だったので~す。

(11月8日追記)

 なんとこの記事の翌日に開催された「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 アニメ完結記念!ダイ!感謝祭」で、最終回の後もピロロが生きているということが公式に語られていたようで~す。

 これにより本稿で予測した内容のうち「キルバーンの真の正体はまだ生きている」は完全に公式に承認され、「そして本体は(無傷だった)帽子だ」説の正解の確率もそこそこ高まりました。

 とはいえ、アニメではピロロの肉体部分が溶ける描写を修正させられたらしいので、「やはりあの肉体部分こそ本体で、マアムが殺しきれなかったのは単にピロロが打たれ強いからだ」という説も強敵として立ち塞がってきました。

 ところで、この記事の発表が一日遅れていたら「どーせ感謝祭の情報を元に記事を書いたんだろう」と評価されていたかもしれず、背筋が凍りました。

 「一日一記事まで」を長年自分に課してきましたが、う~ん、面白い発見はさっさと発表したほうがいいのかな~?

 なおこの件の詳細は、以下のリンク先の動画の4分40秒あたりで~す。


www.youtube.com

6.3メインストーリー その3 ワルスタットという暗号の解読 & マデサゴーラ芸術の奥深さ

 結晶の塔の内部はレオーネの心域となっていて、彼の人生を見せつけられました。

 ここで判明していった事実を箇条書きにしていきま~す。たまに感想なども書き加えま~す。

※レオーネは養子に出されるときに、親に捨てられたような気分になった。

 「レオーネ」って地球では女性の名前ですからね。よって「捨てられた」というのは満更単なる僻みというわけではなく、最初から他家にくれてやる候補だった可能性もありま~す。

 そして「アシュレイ」は男女どちらにもつけられる名前なので、「レオーネ」の命名の意図をうまく誤魔化した感がありま~す。

※そのせいか、この心域では実の両親は「ゼドラ族長」「ゼドラ族長の妻」という名前にされていた。

※幼少期にアシュレイとレオーネは当時レアなモンスターだったスターキメラを初見で倒し、その羽根で頭部のあの飾りを作った。

※レオーネは「勇者」だったころはその称号を重荷としていたが、復活して「勇者」でなく「盟友」になったときはその立場に納得がいかなかった。

雨月「かなり我儘なやっちゃな~。何になりたかったんや?」

※盟友になったレオーネにとってアジール「拠り所」であった。

 運営がここであえて「拠り」という場所にこだわった比喩表現を使ったのは、「アジール」の語源を強調する姿勢だと思いま~す。ドイツ語"Asyl"は「避難所」や「聖域」などの場所を意味するからで~す。

 そしてアジールがヴァルザードとの戦いで死に、レオーネのそばには賢者ワルスタットだけが残りました。

 元ネタの「ワールシュタット」は時代や地域によって表記に多少のズレがありますが、過去記事「心層の迷宮 断罪の森 内容紹介と攻略記」で書いたように意味は「戦」で~す。やはり「場所」が意識されていま~す。

 なお「ワール」の部分が「戦」や「戦死者の屍」などを意味し、「シュタット」の部分が「場所」を意味しま~す。鎌「ワルキューレ」のレシピの名前が「戦死者を選ぶもの」であることから、地球のドイツだけでなくアストルティアでもそういう意味である可能性が高いで~す。

 そしてこの「ワル」は現代ドイツ語では「ヴァル」と発音しま~す。前述の「ワルキューレ」について、正確には「ヴァルキューレ」であるという指摘を見た経験のあるかたも多いと思いますが、あの「ヴァル」で~す。

 女性の冒険者が短剣スキルを100にすると得られる称号「ダガーヴァルキリー」には、「ワルキューレ」の英語読みが構成要素になっていま~す。そしてこの短剣スキル100で覚えるのはギリシア神話で「死」を神格化した「タナトス」を名に冠する「タナトスハント」なので、この「ダガーヴァルキリー」の「ヴァル」にも「戦死者の屍」の原義がしっかり込められているといえま~す。よってアストルティアでも「ワル」は「ヴァル」にもなり得るといえま~す。

 そして大魔王ヴァルザードの「ザード」の部分は特定の場所を意味する地名だったので、本人固有の名前は「ヴァル」なのでしょう。

 すなわち賢者ワルスタットの名前は、「戦場」・「ヴァルザード」・「屍」を印象づけるものだったので~す。

 つまり「ダフィアの陰謀ですべてを失ったあと、避難所を得た。しかしそこもすぐにヴァルザードとの戦場になってしまった。やがて目の前にはだけが残り、自分も生きるのような状態になった」というレオーネの立場を、「敵はヴァルザード」・「死んだ味方はアジール」・「生き残った味方はワルスタット」とすることで、過度に説明的にせずとも見事に伝えることができたというわけで~す。

 今年のお月見イベントで"Vollmond"(フォルモント)にちなんだ「フォルモンティ村」が登場したのも*1、「ドイツ語では"v"と綴られていても発音は"f"音である」と伝えることで「では"v"音はどう綴るのか?」と調べるプレイヤーを増やし、ワルスタットの「ワル」が実は「ヴァル」であることを気づかせようという、粋な計らいだったのかもしれませ~ん。

夕月夜「なんという美しい暗号!」

暁月夜「こじつけっぽかったが、お月見イベントのせいで一気に説得力が増したな」

 塔の頂上ではジア・ルミナとレオーネが待ち構えていました。そしてこの塔が誘導灯であり、やがてジア・クト本隊も到着するという絶望的な話も聞かされました。

 そこに他の英雄より先に治療を終えたアシュレイが駆けつけ、レオーネを相手に戦ってくれました。まだ本調子ではないようですが、「アシュレイの治りが一番早そう」という伏線が回収されました。

 星月夜とユーライザは、残ったジア・ルミナと戦うことになりました。

 今度こそ本気という雰囲気を出してきたジア・ルミナは6.2ラスボスのときと比較して大して強くなっておらず、それどころか今回は神剣レクタリス無しで傷をつけることができました。

 この大手柄にはテトラルの「レクタリス」というつぶやきが多分関係してそうで~す。

 その様子を見たレオーネはジア・クトにも失望し、下剋上を起こしてジア・ルミナを破壊して彼女のジア・クト原石を食らい、「ジア・レオーネ」に進化しました。

 ジア・レオーネは人類もジア・クトも両方滅ぼす予定のようでした。そういうことならもうすぐ来るジア・クトの大軍とやらを倒すまでしばらく共闘したかったのですが、その交渉の前にいきなり襲いかかってきました。そのように猪突猛進だからこそ、レオーネはいつも不幸なんだと思いま~す。

 ジア・レオーネの一撃で星月夜もアシュレイも塔から落ちかけましたが、ユーライザが対冥獣王ネルゲル戦のときと同じ光輪を作ってくれたので、戦うことができました。

 アシュレイはジア・レオーネへの止めを刺しましたが、思い出のスターキメラの羽根はなぜか星月夜に押しつけてきました。

 そのとき空間の裂け目からジア・クトの艦隊が攻めてきました。

 艦隊にはジア・デーモンやジア・メーダに似たモンスターも混じっていたので、あの連中は元々結晶化に適応しやすかったのかもしれませ~ん。

 そして大量のアスタロトの姿も見えました。過去記事「アスタロト関連の予言を、昔より深く考えました」で、「この世の終末に 地の底から アスタロトが大挙して現れ 世界を無に帰す」という言い伝えは、本来はもっと長ったらしいものであり、6.1時点ですでに一部は成就したがまだ終わっていないという説を提唱しました。この説がそこそこ当たったといえましょう。

 ジア・クト艦隊は強大でしたが、ちょうど天星郷の六英雄の治療も終わったところだったので一気に壊滅できました。

 さらに追加の艦隊も来ました。そのとき星月夜にはレオーネからのメッセージが聞こえ、その指示に従って遺品のスターキメラの羽根を投げました。すると羽根は自滅と引き換えに艦隊からの攻撃を防いでくれました。その隙に六英雄は空間の裂け目を塞いでくれました。

 レオーネによるジア・ルミナ殺害といい、レオーネの遺言と遺品によるジア・クト艦隊撃退といい、過去記事「主人公とレオーネには共通点が多いで~す。その構造を基に未来を予測しました」の未来予測は正解でした。

 なお過去記事「5.5後期の物語から解釈する、マデサゴーラ芸術」では、『雷葬』・『自由なるラ・テート』・『したたる欲望』・『パートス』に登場した翼を「絶対滅神ジャゴヌバを倒すミナディン」と解釈しました。今でもそれは基本的に正しいと思っていま~す。

 でもこうして『自由なるラ・テート』のように人の頭部の片方にだけついていたキメラの羽根がジア・クト艦隊の攻撃を防いだのを見ると、マデサゴーラは対異界滅神ジャゴヌバ戦の次の段階として対絶対滅神ジャゴヌバ戦を見据えていただけでなく、さらにその次の段階として対ジア・クト艦隊戦まで考えていたのではないかと思いました。

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 また過去記事「続・マデサゴーラの太陽と月 今明かされるガウシア樹海とムーンキメラの秘密」では、「キメラはバラシュナの原型または再現として作られた」という解釈をしましたが、ジア・クトからの侵略を防ぐ目的でも作られたのかもしれませ~ん。

 思い起こせば初代『ドラゴンクエスト』のころから「キメラのつばさ」が登場し、キメラは単なる敵ではない不思議な立場を維持してきました。

 さてジア・クト艦隊の脅威が去ると、アンルシア姫とガートラント兵の結晶化が解除されました。

 ユーライザはこの現象をジア・ルミナの死のせいだと推測していました。それが本当に正解の可能性もありま~す。

 でも結晶化解除のタイミングを素直に評価する限りでは、ジア・ルミナの原石を継承したジア・レオーネが最後の羽根まで失って完全消滅したからだと考えたほうがよさそうで~す。

 なおマップのジア・デーモンとジア・メーダは結晶化の解除もなく、相変わらず物質系のまま徘徊していました。よほど適応したんですね~。

 以上を見ていたアシュレイは弟の死を美談に仕立てて「ありがとう レオ。 結局 最後には助けてくれるなんて お前らしいよ」とつぶやいていましたが、そもそもジア・レオーネの目標は人類とジア・クトの両方の滅亡だったわけですから、「単に最期の瞬間においてより大勢殺せそうな選択をした」という解釈も可能で~す。

 こうしてジア・クト艦隊との戦いは勝利に終わりましたが、勝利の報告をミトラーにしていたところ、ジア・クトの総大将のジア・レド・ゲノスが「魔眼の月」を空中に浮かべ、アストルティアの滅亡を予告してきました。

 ミトラーやテトラルによると、とこしえの揺り籠が滅んだときもこの月が昇ったのだそうで~す。

 集まっていた天使たちはミトラーの檄を聞いたあと、持ち場に帰っていきました。

 ユーライザは、冥獣王ネルゲル戦で光輪を作ったのも自分であり、それが地上での戦いへの介入とみなされ禁忌違反で罪つきとなったという話をしてきました。過去記事「ユーライザの犯した罪の内容の大胆推測」は完全に正解でした。

 ここで6.3の物語は終わり、「英雄を導く者」の称号を得ました。

(2023年1月26日追記)

 「ワルキューレ」のレシピ名を主張の根拠の一つとして文中に書き加えました。

(2023年2月25日)

 称号「ダガーヴァルキリー」を根拠の一つとして文中に書き加えました。