ほしづくよのドラゴンクエストX日記

画像は原則として株式会社スクウェア・エニックスさんにも著作権があるので転載しないで下さ~い。 初めてのかたには「傑作選」(https://hoshizukuyo.hatenablog.com/archive/category/傑作選)がオススメで~す。 コメントの掲載には時間がかかることも多いで~す。 無記名コメントは内容が優れていても不掲載としま~す。

天地雷鳴士の祝詞のまとめ 「モチカカン ノンデン」の秘密を読めるのは星月夜のブログだけ!

 天地雷鳴士のクエストで出てきた祝詞をメモしておきますね。多少の考察もつけ加えておきま~す。

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「ヒトフタ ミヨ イツム ナナヤ コノタリ!」

 アサヒさんがシュジャクを召喚するときに使った祝詞で~す。

 漢字で書くと「一二三四五六七八九十」で~す。一から十までを訓読みで数える祝詞は何種類かあり、これはそのうちの一つで~す。

※「トフカミエミタメ…… ……カンゴンシンソンリコンタケン ハライタマヒ キヨメイタマウ」

 アサヒさんが天地雷鳴士に転職する能力を他者に与えるときに使った祝詞で~す。

 「……」の部分は、沈黙しているのか省略されているのか、謎で~す。

 仮に「……」の部分が単なる沈黙であるならば、これは有名な「三種大祓」の祝詞とほぼ同じですね~。「天地雷鳴士 祝詞」で検索をかけたら、ちゃんと元ネタを見抜いているかたがすでに大勢いました。

 「トフカミエミタメ」については、発音と解釈に様々な異同があるので、ざっと検索して最初に見たページを安易に信用しないほうがいいですね。一応一番権威のある神社本庁の見解のリンクを貼っておきま~す。

 「カンゴンシンソンリコンタケン」は、易の影響で作られたもので~す。易は陰と陽の二進法で万物を表現しようとするものであり、2の3乗を一区分とするという意味では八進法としての側面も備えていま~す。その八種類のまとまりを「八卦」といいま~す。八卦は本来は「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」か「乾・坤・震・巽・坎・離・艮・兌」の順に並べるのが普通ですが、祝詞では「坎・艮・震・巽・離・坤・兌・乾」と並べるようですね~。あとなぜか「寒言神尊利根陀見」という当て字を使うそうで~す。

 ともかくも八卦を全部唱えることで、「万物」を表現したのでしょう。

 神道風の装いをしつつ八卦占いもする天地雷鳴士としては、この神道の易の影響を受けた部分というのは、非常に相性がよさそうですね。

 「ハライタマヒ キヨメイタマウ」は「祓い給え 清め給え」の意味でしょう。

※「……フルベ ユラユラト フルベ」

 ヨイさんが星月夜を呪ったときの祝詞で~す。

 これも「布瑠の言」として様々な媒体で有名な祝詞ですよね~。

 十世紀ごろに成立したといわれる『先代旧事本紀』の巻第七天皇本紀の神武天皇の記事によると、これ自体は呪文ではなく、回復アイテムの使用法の説明だったようで~す。

 漢字では一般に「布瑠部 由良由良止 布瑠部」と書きますが、『先代旧事本紀』の文脈に即して漢字を当てるならば「振るべ 揺ら揺らと 振るべ」で~す。

 意訳するなら、「これらの回復アイテムを使うときは、振るわせろ。早く振ってはいかんので、ゆらゆらとゆっくり振るうのだ」といったところで~す。

 ただしこのように使用法を教えてくれたのが天の神だったので、その事績を語ること自体もまた「十種祓詞」という祝詞になったようで~す。

 そういう回復系の祝詞を呪いに使うヨイさんは相当歪んでますね~。

※「テンショウジョウ チショウジョウ ナイゲショウジョウ ロッコンショウジョウト ハライタマウ……」

 大幻魔テンオツキジンを召喚するさいの祝詞で~す。

 漢字で書くと「天清浄 地清浄 内外清浄 六根清浄と 祓給う」で、「天地一切清浄祓」の冒頭で~す。天の神と地の神と家の神と自分自身を清め、お祓いをするという意味で~す。

 ちなみに「ひさ」さんの先行研究*1によると、普段の戦闘で通常の幻魔を召喚するさいの召喚陣には、後半のナイゲショウジョウとロッコンショウジョウの部分だけが使われているようで~す。

 天神地祇まで清める必要があるかないかという点に、大幻魔と幻魔の格の差があらわれているのでしょう。

 (11月29日追加段落)その後、ひささんの研究は進み、大幻魔召喚のさいの陣にはちゃんと「テンショウジョウ チショウジョウ」にあたる文字も書かれていると判明したようで~す*2

※「……イクタマ マカルガエシノタマ タルタマ ミチカエシノタマ!」

 アサヒさんが必殺技「天地鳴動の印」を授けてくれたときの祝詞で~す。

 漢字で書くと「生玉・死反玉・足玉・道反玉」であり、先ほど「布瑠の言」の説明で話題に出した「十種祓詞」に登場する十種類の回復アイテムのうちの四種類で~す。

 アストルティアの常識でたとえるならば、「キツケソウ・セカイジュノハ・ヤクソウ・テンシノスズ」と唱えたようなものですね~。

 ここで、「十種祓詞」の元ネタである『先代旧事本紀』の巻第七天皇本紀の神武天皇の記事の中から、「ヒトフタ…」と「フルベ…」と「イクタマ…」に関係する記述を撮影した写真を貼っておきま~す。出典は黒板勝美編『新訂增補 國史大系 第7巻(オンデマンド版) 古事記 先代舊事本紀 神道五部書』(吉川弘文館 2007)の先代舊事本紀93ページで~す。

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※「……モチカカン ノンデン ハライタマイ キヨメタモウ……」

 シノノメさんが千夜嵐を都から南へと遠ざけたときに唱えた祝詞で~す。

 後半の「祓い」と「清め」についてはもう説明するまでもないでしょう。

 でも後半の「モチカカン ノンデン」については、まだ元ネタを発見してネット上に発表している人はいないようですね~。2017年11月21日6時現在、「モチカカンに一致する情報は見つかりませんでした」とグーグルにいわれ、「モチカカンに一致するウェブページは見つかりませんでした」とヤフーにいわれてしまいました。

 まあ無理もありませ~ん。あえて元ネタの文言を多少変化させているので、これは初めから元ネタを知っているか、よほどの天才検索者でなければ、正解にはたどりつけないでしょうね~。

 「モチカカン ノンデン」の元ネタを知っていた人は、星月夜級の雑学王で~す。友達になりましょう。検索でこれの元ネタを見つけられた人は、雑学王なんかよりももっと偉大な検索王で~す。

 とりあえず、現在「モチカカン ノンデン」の秘密を読めるのは星月夜のブログだけ!

 前置きの自慢が長くなりましたが、以下、解答編で~す。

 十世紀初頭に成立した『延喜式』の巻八神祇八祝詞の「六月晦大祓」の祝詞の中で、「持可可吞弖牟」という部分がありま~す。「もちかかのみてむ」と発音しま~す。

 これは、人々がお祓いをしたケガレが大自然の神々によって処理されていく過程を叙述した長い文章の一部にある表現で~す。具体的には、川から海に流れたケガレを、海に住む神ががぶがぶと飲んでくれるはずだという部分の、「がぶがぶとのむ」という意味の部分こそ、「もちかかみのみてむ」で~す。

 「六月晦大祓」では、ケガレを完全に処理するためにはこの「持可可吞弖牟」のあとも二段階の手続きが必要なので、千夜嵐を都から一時的に遠ざけるだけの効果の祝詞としてかなり適格なものを抽出してきたものだと思いました~。

 証拠に、参考文献として使用した粕谷興紀著『延喜式祝詞 (付)中臣寿詞』(和泉書院 2013)の185ページの該当部分の写真を貼っておきますね~。

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夕月夜「今回も勉強になりました~。でもこういう知識ってどうすれば身に着くものなのでしょう? そもそもお姉様って普段地球で何をやってらっしゃるのかしら?」

星月夜「モチカカン ノンデン!」

天地雷鳴士の職業クエスト 後篇

4.過ぎし日の忌み

 陽衆に「恐怖! 丑の刻参り事件」と「戦慄! 呪いの妖刀事件」の依頼が来ました。

 選べるのかと思ったのですが、丑の刻参り事件は陰衆がらみなのでアサヒさんが担当することとなり、強制的に呪いの妖刀事件の担当者になりました。内容は数百年前に陽衆が呪いを封印して王家に贈った刀がまた暴れだしたので鎮めるというもの。報酬は「天地雷鳴士の装束上」と「天地雷鳴士の装束下」。

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 敵は「鬼門のヌエ」。陽衆から汚れ仕事を押しつけられて死んだ陰衆の怨霊のようでした。

 鬼門のヌエは、自分の死後に起きた事件である、天地の儀の経緯なども知っていたようでした。おそらくこの事件の恨みを最近になって陰衆の誰かが吹き込んだので、暴走したのでしょう。

 とりあえず幻魔クシャラミ、がんばって~。

 この事件が解決するとアサヒさんから天地の儀の話を聞けました。

 陽衆と陰衆が分かれる前は普通に行われていた、テンオツキジン召喚の儀式なのだそうで~す。シノノメさんと陰衆の前頭領のオウマさんはこれを復活させることで陽衆と陰衆の統合をはかろうとしたのですが、アサヒさんが失敗してオウマさんは死に、陰衆は深い恨みをもったのだそうでした。

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 これにて天地雷鳴士セットがそろいました~。うで装備はありませんが、素手のほうが雰囲気が出ますよね。

5.鬼神の言

 陰衆が単独で天地の儀を再演すると宣言してきました。

 ただし場所は陰陽の気が混じり合う落陽の草原の西ということで、一応陰と陽とのバランスは考えているようでした。

 前回の儀式はカミハルムイ城の真ん中だったので、あの場所も陰陽が混じり合う場所だということになりますね。

 これでようやく気づきましたよ! カミハルムイ城に出入り口が二つあるのは、城全体が陰と陽とが混じり合う太極図を模していたからなんですね! だから城の真ん中も陰陽が混じり合う場所だったので~す。

 なお陰陽説について詳しく知りたいかたのために、陰陽説について語った過去記事のリンクを貼っておきま~す。

 そして「落陽」の草原の「西」とは「太陽」の力がちょうど終わる場所であり、しかも魔瘴だらけの呪われた大地のすぐ側であるため、まさに陽と陰とが混じり合う場所というわけですね。

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 この「ムカデ」さんと会話をすると儀式が始まりました。ムカデさんはヨイさんやオウマさんと違って「夕方」とあまり関係ないですね。

 天地の儀が成功すれば陰衆も王家のおかかえになれそうな雰囲気だったのですが、またもや失敗してあらゆる厄を統べる「テンオツ鬼神」が登場してしまいました。そして失敗の原因は、前回も今回もヨイさんの精神のバランスが悪かったのだと判明しました。

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 とりあえず、幻魔バルバルーがんばれ!

 勝利すると荒ぶる神は鎮まり、去っていきました。そのさいの僅かな発言から、ニコロイ王は天地雷鳴士の本質である陰陽の調和の原理を見抜いたようでした。さすがは名君ですね。

 陽衆はいったんは王家のおかかえを外れることになりましたが、陽衆と陰衆とが一つになったらまた採用されることが決まりました。

 隠れ家に帰還すると必殺技「天地雷鳴の印」を授かりました。

 あとシノノメさんが正気に戻り、前回の儀式の失敗をアサヒさんのせいにしたのは、親友の娘を傷つけたくなかったからなのだと自白しました。

6.浄天地呪

 アサヒさんが占いである程度予測していたことでしたが、カミハルムイの都に千夜嵐が来てしまいました。

 シノノメさんが一時的に嵐をカミハルムイ領南に移したので、星月夜はその間に夢幻の森にヨイさんに援軍を頼みにいき、時雨の泉でアサヒさんと合流することになりました。

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 カミハルムイ領南は実際に嵐になっていました。

 待機させていた別キャラで同じサーバーを見に行ったら、晴れでした。

 「このクエストを実行中のキャラクター視点だとカミハルムイ領南がつねに嵐に見える」というシステムのようで~す。

 ここでアサヒさんたちに嵐を固定してもらい、巨大化したシュジャクに乗って「千夜嵐の目」という場所に突入し、中にいる千夜嵐の正体に挑むことになりました。

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 とりあえず元ネタ不明の幻魔ドメディさん、がんばれ!

 このコンビの風や雷耐性は100ではないようで、天地雷鳴士の風属性や雷属性の特技がそこそこ効きました。

 戦いには勝ちましたが、それだけではまだ封印できませんでした。

 そこにヨイさんもかけつけ、正しい天地の儀で「テンオツ貴人」を召喚すると、千夜嵐は解決しました。

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 これを機に陽衆と陰衆という区分はなくなり、一つの天地雷鳴士として王家にふたたび仕えることが決まったようでした。マップの名前は相変わらず「陽衆の隠れ家」でしたが……。

 星月夜は天地雷鳴士の証をもらいましたが、魔神の勲章のほうが役に立つ程度の内容だったので使う予定はありませ~ん。

感想1 内容評価

 物語を単体で評価するならば、合格点の内容だったと思いま~す。

 でも『ドラゴンクエストX』の中の一幕として評価するならば、残念ながら合格点はあげられませ~ん。

 陰と陽との調和が大切という話は賢者の職業クエストですでに表現されていたので、繰り返すにせよもう少し話の内容を変えて欲しかったと思いま~す。陰陽を代表する二人の少女が和解するという構造まで同じだったのは、正直に言うと残念で~す。

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感想2 アラグネ評価

 全員がレベル50以上で、八卦占いでやがて来る災厄もおおまかに予見できる、こんなすごい連中が王家をずっと守っていたわけで~す。

 そしてニコロイ王は天地雷鳴士の本質を僅かな手がかりから本人たち以上に一瞬で見抜ける名君だったわけで~す。

 そうであるのに径蟲アラグネは、50年前に上手にアグシュナ王妃と入れ替わり、旧カミハルムイに大打撃を与えて遷都を余儀なくさせ、最近もあと一歩でニコロイ王を騙して大陸全土を壊滅させるところまでいくという、大業績を挙げていました。

 アラグネについては、以前からただものではないと思っていましたが、予想以上に厄介なモンスターだったようで~す。これを機に、以前アラグネについて書いた記事に追記を加えました。

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天地雷鳴士の職業クエスト 前篇

1.あまつちに雷鳴轟く

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 会ったことのない天地雷鳴士の「アサヒ」さんから手紙が来ました。「八卦」占いで星月夜を選んでくれたようでした。

 八卦といえば易占いですね~。星月夜も得意ですよ~。

 手紙に従って木工ギルド付近の橋に来ましたが誰もいませんでした。

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 ただし、普段はアズランとカミハルムイの間の川を利用した物流について語ってくれるスーイーさんの名前が輝いて見えたので、話しかけてみました。するとそこにアサヒさんがあらわれました。

 アサヒさんは幻魔「シュジャク」を召喚してくれました。

 召喚陣はまさに「八卦」の形をしていました。

 召喚のさいの祝詞らしきものは神道っぽかったで~す。これについては別記事でまとめようと思いま~す。

 「シュジャク」はおそらく「朱雀」(スザク)なのでしょうが、色は緑でおむつっこりみたいなキャラでした。

 このシュジャクは星月夜に体当たりをして川に落とすと、どこかに飛び去りました。可愛い顔をしていながら、かなり強いですね。

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 気づくとそこは天地雷鳴士の「陽衆」の隠れ家でした。

 アサヒさんが頭領、認知症っぽい「シノノメ」さんが前頭領、あと幻魔博士の「レイメイ」さんがいました。

 語源は「朝日」・「東雲」・「黎明」で、どうやら全員「朝」に関係しているようですね。うちの暁月夜と気が合いそうで~す。

 アサヒさんは天地雷鳴士を自分の代で盛り上げるために、人を集めているようでした。星月夜も興味を持ったので加入することにしました。

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 天地雷鳴士とは、かつて「千夜嵐」から都を守った存在であること、光と陰のはざまで生きる存在であること、天地の間に生じた強大な霊をあやつるものであること、開祖「ホシ」が大幻魔テンオツキジンを助けたことから始まったものであること、などがアサヒさんの話と置かれていた書籍の内容から判明しました。

 開祖ホシ! これは星月夜としてはちゃんと後継者になれるようにがんばらないといけませんね。

 この書籍が書かれた時代は不明ですが、書かれた時代の千年前に天地雷鳴士が誕生したらしいので、この職業の歴史は短く見積もっても千年以上ということになりますね~。

 さて、転職するための任務は、夢幻の森に逃げ出したシュジャクにお供え物をして連れ戻すことでした。

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 無事成功すると、転職できるようになりました。

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 天地雷鳴士はレベル50から始まるので、とりあえず「ばしょうせん」を装備してみました。

 扇を装備したときのバトルポーズ改は、今までの職業のものとは違って落ち着いた雰囲気でした。扇のバトルポーズ改の比較の記事のリンクも貼っておきますね~。

 余談になりますが「芭蕉扇」の持ち主として一番有名なのは『西遊記』の「鉄扇公主」で~す。すると「ばしょうせん」は「てつのおうぎ」の一種ってことになりますね。

2.影日向の姫たち

 初任務で~す。内容は武家屋敷の桜の水墨画の邪気を追い払うこと。報酬は「天地雷鳴士のくつ」で~す。

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 いかにも怪しい邪気ですね~。ここをしらべると、「魑魅魍魎の洞」という、メインストーリーで森羅万獣と戦った「神鏡の間」の使いまわしのによく似た亜空間で戦うことになりました。

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 中にいた「ツクモモン」に「みやぶる」を仕掛けようとしましたが、みやぶれませんでした。でも倒すとツクモモンに関する二種類のまめちしきが入手されていました。どうやらボスと「みやぶる」の関係が改善されたようですね~。これで「みやぶり忘れてもう一度話をやりなおす」という事態は起きなくなりました。

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 幻魔「カカロン」がんばって~!

 この事件が解決すると、天地雷鳴士の分家の「陰衆」の頭領の「ヨイ」さんと会えました。きっと語源は「宵」ですね~。うちの夕月夜と気が合いそうでした。

 ヨイさんは陽衆のことは嫌っているようで、新人に対して脅し半分の移籍の誘いをしているようでした。

 陰と陽との対立が強調されているというのは、やはり易の影響が強く感じられますね~。

3.交わらぬ水魚

 次の任務はアズランの料理屋のかまどの神を鎮めるというもの。報酬は「天地雷鳴士の冠」で~す。

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 「ひばしら」であばれこまいぬを倒すと、あばれこまいぬが火除けの礼をくれるので、天地雷鳴士が呼ばれたようでした。

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 任務は一瞬で終わりました。最初からレベル50以上の天地雷鳴士としては朝飯前の仕事でした。

 でもこの直後、ヨイさんが呪い攻撃を仕掛けてきました。五角形の結界の中で苦しみました。アサヒさんが助けに来てくれたので、一応事無きを得ました。

 ヨイさんを頭領とする陰衆は、アサヒさんの「天地の儀」でアサヒさんが失敗をして以来、恨むようになったそうで~す。

 このあたりからシノノメさんが「オウマ」という人物の幻を見始めました。「逢魔が時」が語源であるならば、ヨイさんと同じく夕刻を意味するので、きっと陰衆の誰かなんでしょうね。

 余談ですがこのクエストを達成して天地雷鳴士の冠を受け取った瞬間、「おしゃれマスター」の称号を得ました。

レベル100解放 クエスト「星辰武王の審判」

 レベル100を目指して、クエスト「星辰武王の審判」に挑戦してきました。

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 星辰武王とはこのかたで~す。六聖陣もついに四キャラ目ですね~。

 武王は光の河に飛び込めと要求してきました。

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 入った先は「創生の樹の根元」という場所でした。光の河の中には、こういう場所もあるのだそうで~す。そして創世の樹というのは、世界初の世界樹なのだそうで~す。

 ここで創世の果実を持ってくるという使命が与えられました。

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 待ち受けていたのは創世の樹の番人でした。とにかくテンションを上げてくるタイプなので、二刀流で行ってロストアタックをし続ければ楽勝でした。

 ちなみに一刀流で行った別キャラは世界樹の葉を三枚も減らす、大苦戦を強いられました。

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 創世の果実を入手しました。これを食べるとレベルの上限が100になりました。称号「ヒトを超えし者」も得られました。

 でも、まだ満足できませんね~。レベル100ではせいぜい「くびなが大師」風情と同格ですもん。「ヒトは超えたがバージョン1.0から登場していたキングリザードは超えられなかった」という状態で~す。

釣りレベル35解放など

 釣りレベルの上限が35になる「釣り道の 高みを目指して」に挑戦してきました。

 4.0で追加された魚のうちの1種である電気ウナギを釣ってこいとのことでした。

 ひょっとしてメインストーリ―を進めないと釣れないのかと一瞬だけ思いましたが、ブーナー熱帯雨林に追加されていました。

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 これにて達成で~す。

 それとついでに自慢したい魚も何種類か掲載しておきますね。

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 シルバーアロワナのビッグサイズで~す。

 実はこれをもって3.5後期までのビッグサイズはコンプリートだったのですが、すぐに4.0が始まり、新種が追加されてしまいました。

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 あとコチョウザメのキングを釣ったので、これも掲載しておきますね~。

 とりあえず次の目標は、新種を全部釣ってノーマルサイズをコンプリート状態に戻すことで~す。ビッグサイズとキングサイズはのんびり集めま~す。

バージョン4.0開始ですね~。まずはアストルティア防衛軍の記事から書くことにしました。

 いよいよバージョン4.0ですね~。

 前日は前夜祭*1を軽く楽しみました。

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 そして4.0開始日、新コンテンツだらけでした。何からやっていいのか迷いました。

 日記も何から書いていいか迷ったすえ、せっかくなので本日は新Discならではのアストルティア防衛軍から紹介することにしました。

 設定としては、急にモンスターが組織的行動をとって世界中の拠点を襲い始めたのだそうで~す。魔法戦士団の職業クエス*2で出てきた、ノーランの父母が死んだ14年前の事件に似ていますね。

 ただしその事件の記憶があるはずの年齢の人物が、今回の事件を「未曾有の危機」と表現していたので、今回はさらに手強そうで~す。

 事件の対処の中核を担うのは、今回も最強国家ヴェリナード*3で~す。

 でも魔法戦士団ではなく、防衛軍という別組織を設立したようで~す。「未曾有」の事件だけに、とうとうプライドを捨てて他の職業や無職とも連携をすることにしたのでしょうね。

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 右にいるのが総帥M。どうやらメルー公ですね。やはり魔法戦士団が公的に冒険者の手を借りるのは外聞が悪いのか、変装と変名をしたようで~す。

 左にいるのが報酬交換員Y。どう見てもユナティ副団長で~す。変装をしていないのはメルー公ほど有名ではないからでしょうか?

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 上級記録員Lと記録員Rは、どう見てもランババさんとラベッサさんで~す。カタカナ表記だと同じ「ラ」でも、実は違う発音だったんですね~。

 これからはラベッサさんについて語るときは、「ラ」の発音に気をつけましょう。しっかり巻き舌で「raベッサ」で~す。

 ペリポンさんは無職の身から補給大臣になったようで~す。

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 星月夜も入隊しました。

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 獅子門を守ることになり、一気にワープしました。

 メガルーラストーンの強化クエス*4で、ロクサーヌさん率いる世界宿屋協会の主流派がメガルーラストーン研究の軍事利用に反対をしたという設定が語られていましたが、すでに国家権力のほうではそんな技術は開発済みだったようですね~。

 大砲は威力がありましたね~。『蒼天のソウラ』の第二十七話で、一流の魔法使いのメラゾーマよりも大砲の威力のほうが強いという設定が語られていましたが、本編でもその設定は維持されていました。

 こうして科学と物量の力を独占する国家権力の強さを知るにつれ、そんな連中に二度も圧勝したゼルドラドをますます尊敬してしまいますね~。彼こそ史上最高の指揮官で~す*5

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 ビギナーズラックで初見勝利ができました。ラッキー!

 報酬として赤宝箱が出てきて、中からレベル96以上の新作武器であるエンジェルウィングが出てきました。これも、いつももらえるとは限らないようでした。ラッキッキー!

夕月夜の知らない世界 国立科学博物館に行ってきました。

夕月夜「お姉様~。先週火曜日に『マツコの知らない大学博物館の世界』という地球のムービー*1を見たんですが、剥製と内臓が別々の施設に展示されている忠犬ハチ公という犬に興味がわきました。見に行きたいで~す!」

星月夜「ちょうどよかった。その剥製の置いてある国立科学博物館で、ちょうど『古代アンデス文明展』っていう特別展をやっていて*2、それについては私も見に行きたかったのよ~」

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夕月夜「これが上野公園ですか~。すっかり秋ですね~」

星月夜「だね~。まずは特別展から行こ~」

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夕月夜「中で写真撮影していいんですか! これは嬉しいで~す」

星月夜「ミイラだけは撮影禁止みたいね。ちなみにこのミイラだけ撮影禁止ルールは常設展にもあるので、守ってね」

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星月夜「ひきかえせ!」

夕月夜「ひきかえしたほうがいいぞ!」

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夕月夜「ウルベア魔神兵みたいで~す」

星月夜「ドワチャッカ文化と中南米の文化とはかなり似ているね~」

夕月夜「「ワリ」文化はワギ神の語源の一つだったりして~」

星月夜「以前、ワギの神獣のパチャティカをケチュア語で解釈する記事を書いたけど、あのケチュア語も本来はインカ帝国公用語だったのよ~」

夕月夜「インカ帝国って、確かデスピサロ率いる僅か200の兵によって滅ぼされた帝国ですよね?」

星月夜「微妙に間違っているけど、大体そんなところよ~。さあ、常設展にも行きましょ~」

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夕月夜「フタバスズキリュウ?」

星月夜「氷の領界にもいたエラスモサウルスの一種よ~」

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夕月夜「ハチ公! これですよ、これがみたかったので~す!」

星月夜「私も見るのは初めてだわ~」

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星月夜「僕はただの石じゃないよ~」

夕月夜「いじめないでくれよ~」

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夕月夜「有名な零戦ですね~」

星月夜「ここらへんは暁月夜のほうが詳しいはず」

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夕月夜「楽しかったですね~。ところでこのプロジェクトは何でしょう?」

星月夜「何かな~。気になるね~」

夕月夜「さて次はハチ公の内臓ですが…」

星月夜「東京大学農学部はここから近いので、徒歩で行ってみましょう。不忍池を渡ればすぐそこよ~」

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夕月夜「この戦士の像は?」

星月夜「小松宮彰仁親王。討幕の英雄の一人よ~」

夕月夜「江戸幕府創始者を祀っている上野東照宮のすぐ側にそんな人の像を設置ですか、中々皮肉が効いてますね」

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夕月夜「弁天堂! ここ知ってますよ! 『サクラ大戦』の最初の戦闘の舞台ですね!」

星月夜「夕月夜は徹夜で遊んでたよね。懐かしいね~」

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星月夜「ふう着いた。まずはハチ公の銅像から~。渋谷の銅像と違って生前の飼い主と一緒にいる姿よ~」

夕月夜「左の看板を読みましたが、上野英三郎教授の業績について何にも書かれてないで~す」

星月夜「かつては上野教授のおかげで有名になったハチ公だけど、今や知名度は逆転しているもんね~」

夕月夜「あそこにあるのが農学資料室ですね」

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夕月夜「ハチ公の内臓! ついにお目当てのものに出会えました~」

星月夜「よかったね~。私はあんまり興味ないけど、喜んでくれたならば連れてきたかいがあったわ~」

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夕月夜「ここでようやく上野英三郎教授の業績が書かれていました。耕地整理をした人だったんですね」

星月夜「現代日本人が原風景として感じている整然とした水田は、全部上野教授の脳が作り出した近代特有の風景だということが、遠回しに語られているね~」

夕月夜「今後は時代劇で整然とした水田が出てきたら大笑いしてやりましょう」

星月夜「悪趣味~」