ほしづくよのドラゴンクエストX日記

画像は原則として株式会社スクウェア・エニックスさんにも著作権があるので転載しないで下さ~い。 初めてのかたには「傑作選」(https://hoshizukuyo.hatenablog.com/archive/category/傑作選)がオススメで~す。 コメントの掲載には時間がかかることも多いで~す。 無記名コメントは内容が優れていても不掲載としま~す。

おきがえリポちゃん ~ベリルコートセット~

 いよいよ始まりましたね、バージョン5.0。

 星月夜は最近忙しいので当分は濃い日記を書けないと思いますが、のんびり更新していきま~す。

 さて、今日はありがたいことにおきがえリポちゃんが来てくれたので、このネタで一本書けました。

f:id:hoshizukuyo:20191024201829j:plain

f:id:hoshizukuyo:20191024201840j:plain

 とりあえず着替えました。

f:id:hoshizukuyo:20191024201906j:plain

 今回から登場するバジールさんとおそろいで~す。

 バジールさんは毎回レンタル衣装に着替えてくれるんでしょうかね~?

(2022年8月5日追記)

 Twitterでの会話で、月末のリポちゃんと同時に来る店員によるショップポイント配布制度が始まったこの月から、ポイントを受け取ることを月課としていたことに気づかされました*1

 よってこれ以降の月末のりぽちゃんイベントは「月課」のカテゴリーに入れま~す。

 当然ながらショップポイントと無関係の「ゴールデンウx-クすぺしゃる」などは月課から除外で~す。

アラハギーロ王子(連続)殺人事件の謎

f:id:hoshizukuyo:20161125195009j:plain

1.「12年前」のアラハギーロ王子夫妻死亡事件

 『アストルティア創世記』の18ページでは、ゲーム開始の「12年前」に「アラハギーロ王子夫妻死亡事件」とありま~す。

 この事件は、アスフェルド学園の7月*1ミラン君から聞ける「11年前」の両親の死亡事件とは、おそらく別件で~す。

 なぜなら王子夫妻死亡事件は、ゲーム開始時にすでに12年前の話でした。

 創生番号102が語る「外の世界との 奇妙な時間的なズレ」を考慮したとしても、このズレによる時差は「1.0の初期村の物語で見えた勇者覚醒の光は、レンダーシア時間では2.0中盤に放たれたものだった」という程度のもので~す。よってメインストーリーを2.1まで進めてようやく4月に転校できるアスフェルド学園の7月の時点では、やはり事件から12年以上経過しているということになりま~す。

 だから今のところ、この12年前のほうの事件は詳細が一切不明の事件といわざるをえませ~ん。

 しかし星月夜は、他の類似の事件からこれが殺人事件であった可能性が高いと考えておりま~す。その根拠について語るのが本稿の目的で~す。

2.第二のアラハギーロ王子夫妻死亡事件

 アスフェルド学園の7月から約11年前にミラン君の父親が「不慮の死」を遂げま~す。

 これも殺人事件として扱われてはいませんが、別の王子の死と不自然なほど連続しているので、事故に見せかけた殺人である可能性が高いですね~。

 そしてその直後、ミラン君暗殺未遂事件が起きまして、彼を庇った母親が代わりに殺されてしまったようでした。

 公式の見解では首謀者は正体を暴かれて処罰されたことになっていますが、後述するようにその「首謀者」の背後に真の黒幕がいた可能性が高いと星月夜は考えていま~す。

3.「11年前」のガーゴイル襲撃事件

 そしてまた『アストルティア創世記』の情報に戻りますが、ゲーム開始の「11年前」に「ガーゴイル襲撃事件」とあります。

 グランゼドーラ城のテラスにいたトーマ王子とアンルシア姫を、ガーゴイルが暗殺しようとして返り討ちにあった事件で~す。

 この事件についてはメインストーリーのムービーで盟友も追体験できますね~。

4.三大事件の類似性・近接性

 この三つの事件には被害者たちが勇者や「準勇者」であるという共通点がありますね~。

 トーマ王子が単なる勇者の影武者ではなく、覚醒できなかった「魔勇者」なんかよりも勇者に近い存在であることは、大魔王軍における両者の立場と実績から明らかで~す。

 そして学園の7月にミラン君の命が危険になったときに、自然に対ネロドス戦*2で使用した「盟友の盾」に似た特技が盟友から発動されました。だからアラハギーロ王家も、過去のグランゼドーラ王家との政略結婚などによって勇者の血をある程度ひいた、「準勇者」たちによって構成されているのでしょう。

 そしてこの三つの事件はほぼ同じ時期に一度に起きており、しかもその後10年間は類似の同レベルの事件が急に起きなくなりました。

 単に年表上省略されているのではなく本当に10年間事件が起きていないことは、アンルシア様の記憶の中に入った盟友にとっては明らかな事実で~す。また長年暗殺未遂事件のトラウマに苦しんでいたミラン君自身も、首謀者が処罰されて以来暗殺の危険はなくなったと証言してくれていま~す。

 この一連の事件の不自然な類似性・近接性については、偶然の可能性もありますし、刑事裁判の世界などでは偶然とみなさなければならなかったりもしま~す。

 しかし歴史学的な考察においては、必然であった可能性についても一定の考慮をすべきでしょう。

5.連続暗殺計画の中止の動機

 本章では、一連の事件が単一の黒幕によるものであったと仮定してみま~す。

 トーマ王子を襲ったガーゴイルの所属は大魔王軍であったので、その黒幕とは大魔王かその有力な部下ということになりま~す。

 そしてこの連続暗殺計画が急に中止になったということは、大魔王軍の側で事情の変化があったということになりま~す。

 のちに大魔王は成長した準勇者の一人を黒仮面に変えて、神の緋石を破壊し奈落の門の封印を解いているので、これらに関連する事情が何か変わったのでしょう。

 具体的にどう事情が変わったのかについては、無数に考えられるので、一つに限定はできませ~ん。

 それでもいくつか例を挙げてみましょう。

「当初は決して破壊できないと諦めていた神の緋石について、より弱体化が進んだ約10年後ならば勇者または「先代勇者の指輪をはめた準勇者」によって破壊できるという研究成果が、急にもたらされた。

 しかし人間の死体を黒仮面にして操れる期間は短いという裏設定もあったので、しばらく静観することにした」という説

「同盟が可能かもしれない冥王が約10年後に活動を開始するとの研究成果が、急にもたらされた。

 よって、派手に王族を殺しまくって五大陸の有力な冒険者レンダーシアに招き寄せるよりも、しばらく雌伏した後に冥王にレンダーシアを孤立させるというプランが採用された」という説

「黒仮面に神の緋石または奈落の門の封印またはその両方を破壊させるには、素体となる者に勇者としての才能の他に一定の基礎ステータスが必要だと、急に判明した。

 だからトーマ王子やミラン君の成長をじっと待つプランが採用された」という説

(2021年12月10日追記)

 『アストルティア秘聞録』の28ページでは、「アラハギーロ王子夫妻死亡事件」が「11年前」になっていました。そして注釈によるとこれは本稿第2章のミランの父母の死についての話でした。

 『創世記』からサイレント修正をしたのかもしれませ~ん。でも本稿と同じ立場からの、「『創世記』記載のものが第1事件で『秘聞録』記載のものが第2事件」という設定の可能性もありま~す。

しぐさ「まえならえ・前」を入手

 1アカウントにつき1キャラまでしかもらえないしぐさについては、普段は他の2キャラと壮絶な「誰が一番似合うか」検証をして争奪戦となりま~す。

 しかし今回のしぐさ「まえならえ・前」は、しぐさ「まえならえ・後」を入手していた*1星月夜への授与がすんなり決定しました~。

f:id:hoshizukuyo:20191020205548j:plain

f:id:hoshizukuyo:20191020205559j:plain

f:id:hoshizukuyo:20191020205609j:plain

 めでたしめでたし。

単語「アラハギーロ」の分析と、それを通じて類推した太陽の王国ならびにアラハギーロ王国の歴史

0.はじめに

 本日は「アラハギーロ」という単語の分析を通じて、太陽の王国とアラハギーロ王国について雑駁に考えてみました。

 語った仮説には、堅実なものと大胆なものとが混在しておりま~す。

f:id:hoshizukuyo:20150305074600j:plain

1.単語を分解

 レンダーシアの有力な国や町の名前は、『ドラゴンクエストIX』の有力者にちなんだものが多いで~す。

 だからアラハギーロが「聖天の使い」ことアギロにちなんでいることは明白ですね~。

 ただし、日本語の文字だけを見ていると「アギロ」の「ア」と「ギ」の間に「ラハ」が入ってきたようにも感じてしまいますが、この見解は誤りでしょう。

 「アラハ・カーメン」や「アラハ・アルラウル」といった人物が登場し、「アラハニアン」という猫の品種まである以上、「アラハ」までが一つの意味をなしており、その後に「アギロ」がついたのだと考えるべきでしょう。

 つまり元々は「アラハ・アギロ」だったものが、「ハ」の母音である「ア」が後続の「ア」と融合したと考えるべきでしょう。

f:id:hoshizukuyo:20151003230617j:plain

2.アギロが加わった時期と理由について

 『アストルティア創世記』と妖精図書館のクエストで得た知見を総合するに、アラハギーロ王国の前身は「太陽の王国」であり、その太陽の王国は若者エージスがグランゼニスの緋石を中心に興したもののようで~す*1

 そうなると太陽の王国とアギロとの間にはあまり深い関係はなさそうですね~。

 よってアギロとの結びつきは、まさに太陽の王国がアラハギーロ王国へと発展した時期に始まった可能性が高いで~す。

 さて、それではなぜアギロの名を王家の姓と並べる形で国を再編成しなければならなかったのでしょうか?

 これのヒントになるのが、エテーネ王国の樹立という類例で~す。バージョン4.0や4.5では、マデ氏族が他の多くの氏族を併呑した後に特定の氏族を贔屓しない新国家エテーネ王国を樹立したという話がありました。

 地球でも、オーストリア帝国が国内最大の異民族に妥協してオーストリアハンガリー二重帝国へと組織改編をしたという事例がありま~す。

 これらと同じように、太陽の王国も夜の王国などの諸勢力を次々に併呑して多民族国家化していったのですから、やがてアラハ族の素朴な太陽崇拝思想だけでは国を一つにまとめることができなくなったことでしょう。とりわけ太陽の王国は元々新興勢力ですから、数の暴力で異民族を抑えるのは困難で~す。

 そこで国内最大の異民族である旧夜の王国の民が好むような夜空の星々を崇拝する原理を新たに導入したのではないか、と星月夜は考えました。

 現在のアラハギーロ近辺では、夜になると美しい星空を楽しめま~す。なおこの星空は本物の星々の光が直接見えているものではないということは、「アラハギーロ近辺から見えるミルキーウェイの研究」という記事で証明しました。

 原理は謎ですが、この大規模で不自然な星空こそ、太陽の王国が旧夜の王国の民に対しておこなった妥協の産物である可能性は非常に高いで~す。

 そのさいに聖天の使いであるアギロの力や権威を借りたのだとすれば、国名が「アラハ=アギロ連合王国」のような名称へと改められても不思議ではありませ~ん。

f:id:hoshizukuyo:20180514222015j:plain

3.アラハについて

 一方の「アラハ」ですが、王族のファミリーネームでもあることから、これは太陽の王国の草創期から使われていた可能性が高いですね~。

 「アラハ」の典拠は、古典シリア語"ܐܠܗܐ"あたりではないかと星月夜は考えていま~す。仮にこれがハズレだったとしても、おそらくは影響関係の濃い近縁の言語の近縁の単語が典拠だと思っておりま~す。この場合、意味は「神」で~す。

 "ܐܠܗܐ"やその近縁の単語は遡るとセム祖語の"ʾil-"にいきつきまして、これに由来するセム語派の単語には、一般名詞としての「神」にもなりまた時には最高神唯一神の固有名詞にもなる単語が数多くありま~す。

 ここで思い出していただきたいのが、過去記事「『ドラゴンクエストIX』と『ドラゴンクエストX』の間におけるグランゼニスの変質を、『妙法蓮華経』提婆達多品から読み解きました。「時の王者」という奇妙な称号の由来もこれで判明しました」で~す。

 グランゼニスの元ネタの「ゼウス」の先祖である印欧祖語"*dyew-"から派生した単語もまた、時には「神」に近い意味の一般名詞となり時には固有名詞となっていましたね。

 そしてグランゼドーラは地球のヨーロッパのイメージが色濃く投影されているのに対し、アラハギーロは地球のエジプトやアラビアのイメージが投影されていま~す。現在ヨーロッパで覇権を握っている言語の大半がインド・ヨーロッパ語族であるのに対し、エジプトやアラビアではセム語派が主流で~す。

 そしてジャイラ密林には実際に「クドゥスの泉」という地域がありま~す。「クドゥス」とはセム語派に属するアラビア語で「神聖」を意味する"لقدس"の音写で~す。よってこの地域一帯の民族言語は地球のセム語派に近いものであった可能性が非常に高いので~す。

 ならばグランゼニスの緋石を中心に建国をしたエージスが、「神」や「ゼニス」を地球のセム語派が投影された自己の民族言語に翻訳したさいに、それを「アラハ」と呼んだということは、十分に考えられる設定で~す。

 そしてグランゼドーラ王家とは別の形でゼニスの力の一部を得たエージスが、記念に自己の姓なり氏なりを「アラハ」(≒神)と改めたということも、十分に考えられる設定で~す。

 ジパングでも、祭祀に関わる一族が「神」(じん)という苗字を名乗っているケースがありま~す。

f:id:hoshizukuyo:20191021185242j:plain

運営に足並みを揃えて、以下の転生モンスターの情報をこのブログでも解禁しま~す。

 かつては完全にあけすけにされていた転生モンスターの情報ですが、4.2から徐々に運営が新作転生モンスターの情報を隠すようになったので、このブログでもその態度に合わせて4.3からは新作転生モンスターの名称を隠すようにしました*1

 そしてこのたび、公式イベント『賢者の壁』で4.3以後の転生モンスターの一部の名称を運営自身が公開したので*2、このブログでも該当する転生モンスターの情報を解禁することにしました。

 解禁としたのは以下の4種で~す。

 まずは4.3のとうぞくこぞう

f:id:hoshizukuyo:20180915020739j:plain

 この当時はまだ運営も本気で隠していなかったので、当時の記事でもシルエットだけは公開していました。

 次に4.4の新作のうち、セキシーキャット

 なお4.4では転生モンスターが2種追加されましたが*3、今回名称が公開されたのはセクシーキャットのほうだけなので、もう一方はまだ秘密としておきま~す。

 次に4.5前期のドラゴントイズ

f:id:hoshizukuyo:20170703000901j:plain

 ドラゴンのおもちゃということで、おもちゃの竜族の写真を当時の記事には貼りました。

 そして4.5後期のあらくれパンダ

f:id:hoshizukuyo:20190714040039j:plain

 あらくれつながりでこの写真を、当時の記事には貼りました。

(2022年8月22日追記)

 本日転生モンスターをほぼ倒していないキャラクターでプールプに話しかけたところ、「妖艶飛猫ハンター」を要求され、ばっちゃ秘伝のメモには「セクシーキャットか プリティフライを 討伐した者に 贈られる称号」と書かれていました。

 よって今後はプリティフライも運営にとって秘密ではなくなったと見なしま~す。

賢者の壁、突破成功おめでとうございま~す!

 最後の課題が思ったより簡単だったせいか、最終日を待たずにクリアーになってしまいましたね~。

 みなさまお疲れさまでした~。

 これで心置きなく5.0の世界に行けますね~。

f:id:hoshizukuyo:20191019212219j:plain

 永久時環のオルゴールもさっそく飾ってみました~。

大討伐イベント『賢者の壁』の英語表記版の謎

f:id:hoshizukuyo:20180225152821j:plain

 現在絶賛開催中の大討伐イベント 『賢者の壁』ですが、少々気になる件がありました。

 特設ページのアドレスが"https://hiroba.dqx.jp/sc/event/wisemansWall"となっているので、このイベントの英語表記はおそらく"wise man's wall"または"wiseman's wall"なのでしょう。

 ルシェンダさんもいるのに"man"なのは若干問題がありますが、ある単語が「人間男」と「人間」の両方の意味に使われるケースは世界中にありますので、これは慣習としてある程度は仕方ありませ~ん。それに加えてこの件は後述の問題に収れんされる可能性も高いので、ここでは独立して問題視しませ~ん。

 この英語表記の最大の謎は、"man"も"wall"も単数形であるという点で~す。

 特設ページでは「賢者ホーローの壁」・「賢者ブロッゲンの壁」という具合に複数の賢者が各人一枚ずつ壁を用意した雰囲気になっておりますし、公式ページ*1の「イベント内容」は「①みんなで賢者たちの課題をクリアしよう」・「②5つの壁を順番にクリアしていこう」となっておりま~す。

 つまり単複同形でいいはずの日本語であえて複数性を強調しているというのに、イベントの名称の英語表記では賢者や壁が単数扱いという、極めて不思議な現象が起きているので~す。

 これは単なる運営のミスの可能性が高いですが、何かネイティブスピーカーも納得する深いいわれがあるのかもしれないので、「改善案」というカテゴリーはつけないでおきま~す。

 誰か英語に詳しいかたが、運営を正当化できる仮説などを考えてコメントしていただけると嬉しいで~す。

 いずれにせよ今後は、長らく無視してきた各種の公式イベントの特設ページのアドレスにも関心を寄せようと決意した次第で~す。