今まで貯めてきた各種アクセサリーの破片を使いまくり数多くのアクセサリーを復元させ、それらをひたすら合成することでリーネの合成レベルを6.0時代のカンストである55にしました。
ミーネによる復元は「復元するのね……?」への返事のデフォルトが「いいえ」なので流れ作業ができず、大いに面倒でした。
6.0初日、まずこれをやってから本当にやりたい合成を開始しました。
今まで貯めてきた各種アクセサリーの破片を使いまくり数多くのアクセサリーを復元させ、それらをひたすら合成することでリーネの合成レベルを6.0時代のカンストである55にしました。
ミーネによる復元は「復元するのね……?」への返事のデフォルトが「いいえ」なので流れ作業ができず、大いに面倒でした。
6.0初日、まずこれをやってから本当にやりたい合成を開始しました。
はてなブログが10周年らしく、それを記念して「10にまつわる4つのお題」という記念キャンペーンをやっていました。参加するとカラースターがもらえるようで~す。
はてなブログには長年お世話になってきたのでそのお礼がしたかったですし、ブロガー仲間に配るカラースターが枯渇してから随分経過していましたし、何より「10にまつわる」という表現に『X』プレイヤーとして縁を感じたので、参加しました。
ちなみにはてな運営の「好きな○○10選」に特化したページの応募方法では、本文中に書くべき応募キーワードが「10にまつわる4つのお題」になっておりま~す。しかし逆にこの企画全体を紹介したページの応募方法では、応募キーワードが「好きな◯◯10選」などの各題になっておりま~す。
困ったので念のため両方のキーワードをこうして記事中に明記しておきました。
さて、星月夜の好きな『ドラゴンクエストX』の遊びかた10選で~す。「好きなコンテンツ」ではないので、ある程度の重複はご容赦を~。
1.日替わり納品
とにかくこれが一番好きで~す。三キャラ全員参加で~す。
なんで一番好きなのか自分でもわからないのですが、これが一番好きなので~す。
2.関連ブログを書く
このブログで~す。
3.世界観考察
NPCと会話しまくるなどの手段で、世界観を考察しま~す。
その一部はこのブログでも記事にしてきました。
4.妄想
夜寝る前は、自分がアストルティアの中で活躍している妄想にふけりま~す。
5.公式イベント
コロシアム系以外、ほぼ皆勤で~す。コロシアム系も最近ではそこそこ行くようになりました*1。
6.レベルのカンスト
職業レベルであれ職人レベルであれ、「レベル」と名づけられたものは何でもカンストしたくなりま~す。
7.報酬系コンプリート
その手段がイベントであれ強敵であれ、装備・印章などの報酬のコンプリートをなるべく目指していま~す。
エンドコンテンツの強敵はこれを達成した途端に急に行きたくなくなるので、きっとバトルそれ自体はそんなに好きではないのでしょうね。逆に公式イベントはこういったものがなくても参加したい気になるので、これより上位に位置づけました。
8.業績系コンプリート
まめちしき・防衛軍の実績・特定ジャンルの称号などの、自己満足系のコンプリートも好きで~す。
9.アクセサリーの合成
あまり急ぎませんが、一応完成を目指してコツコツとがんばるほうで~す。
10.プレイヤーイベント
普段は九番目ぐらいの序列ですが、現在諸般の事情により一時的に優先順位が下がっておりま~す*2。
1.これまでの「アンテロ」解釈
竜将アンテロといえば竜族再興のために命懸けで戦った人物なのですが、その名前は皮肉にも二重に「人間男」を連想させるものでした。
第一に、地球のヨーロッパで広く見られる名前"Antero"からの借用なので、『アストルティア創世記』432ページの命名法則に照らす限り、竜族より人間族を連想させる名前で~す。
第二に、地球の"Antero"という名前の歴史は、ラテン語"Andreas"、古典ギリシア語"Ἀνδρέας"へと遡り、その語源である印欧祖語"*h₂nḗr"は「人間男」を意味するので~す。
これにより「アンテロの親は、アンテロに「人間族の長所を取り入れた性格に育ってほしい」という願いをこめて人間族の命名法則に従って「人間男」という名前をつけたのに、本人は六種族の中でもとりわけ人間族を憎んだナドラガの意志を継ぐナドラガ教団幹部へと育ってしまった」という皮肉なストーリーが想像できるというわけで~す。
2.これからの「アンテロ」解釈?
6.0から迷宮の新ボスとしてアンドレアルが配信されることが決まりました。
アンドレアルはおそらくドラゴン系で~す。
そして元ネタはおそらくゴエティアの悪魔の序列第65位の"Andrealphus"(アンドレアルフス)で~す。
"Andrealphus"の正確な元ネタまでは知りませんが、前掲のラテン語"Andreas"と似ていますよね。
アンドレアルを倒してそのまめちしきを読むまでは断言できませんが、「アンテロの親は、「伝説上の竜アンドレアルのような姿へと竜化してほしい」という願いをこめてアンドレアルまがいの名前をつけ、本人はその期待に応えた」というストーリーも想像できるようになる可能性が出てきたというわけで~す。
雨月「革命的新解釈や! この記事の通称は「人間男革命記事」に決まりや!」
0.はじめに
カメラについては「魔界には存在しない」という設定が何度も強調されてきましたが*1*2、本稿では「アストルティアにはいつから存在したのか?」についてもしっかり考えてみました。
「カメラの発明がこれ以上昔ということは、まずありえない」という「確実な上限年代」と、「これ以降なわけがない」という「確実な下限年代」とは、実は半月ぐらい前に特定が終わっていました。
でもその間に挟まれた期間があまりに長すぎたので、その情報だけで一本の考察記事にしようという気にはなれませんでした。推理物にたとえるなら「犯人は99%の確率で10台から90台」みたいな記事になってしまいますからね。
しかし昨日、確実性が若干劣るものの「ほぼ間違いなくこの時期だろう」という狭い期間を特定することに成功しました。先ほどの推理物でいえば「そしてその犯人は97%の確率で30台後半」という第二句が言えたというわけで~す。
1.確実な上限年代と下限年代
1-1.確実な上限年代
確実な上限年代は、「鏡合わせの秘儀の日」で~す。
秘儀の日までのルティアナが健在だった時代に生きていたイルーシャは、秋祭り2021のアストルティア拾遺譚*3の「魔界御一行様珍道中」にて、ユシュカやナジーンと同じく「写真について何も知らなかった」という設定が明かされました。
秘儀の日の前のイルーシャが決して世間知らずだったわけではないことは、同じ拾遺譚の「それからの魔界」の設定から明らかで~す。ナラジアもイルーシャも、世界の支配者であるルティアナとかなり頻繁に交流していたようで~す。
1-2.確実な下限年代
確実な下限年代は、「5012年前」で~す。
クエスト「旅に出ると決めた日」*4では、当時のエテーネ王国でコンギスから写真を撮影してくるよう依頼されました。
1-3.小結
こうやって区切られた期間は数万年で~す。一切特定できていない状態に相当近いで~す。
2.ほぼ確実な上限年代と下限年代
2-1.ほぼ確実な上限年代
「確実な上限年代」に確実度が若干だけ劣る「ほぼ確実な上限年代」は、「ヘルシー海賊団壊滅の日」で~す。そしてそれは、神話戦争の後半戦で主戦場がナドラガンドになったあとの某日で~す。
クエスト「お宝に魅せられて」*5によると、ヘルシー海賊団のマゼラ船長はマリーヌ神に魅せられ、敵と交渉してでもマリーヌ神の絵を収集していたそうで~す。そして最後は巨大なマリーヌ像を入手したことで、その重みで船が沈み、ヘルシー海賊団は壊滅したようでした。
このときに死んだヘルシー海賊団の船員ビリャロから、写真に関してこのようなセリフを聞けま~す。
「でも 本物みたいに精密で 水にも強い……そんな絵じゃなきゃ ダメだ」「こんな海ん中じゃ 絵を描くなんて できるわけねえ。 もっと 別の手段が 必要だ」「たとえば 深海のほこらで マリーヌ神像の姿を 瞬時に写し取り だいじなものとして入手する。 そんな方法が 何か あるといいんだが……」「あんさんくらいの 人物だったら できるだろ?」
これらから、ビリャロが写真の存在を知らないことがわかりま~す。のみならず、写真のような技術を決して夢物語としては考えておらず、自分の死後に開発された可能性の高い技術だと思っていることすらわかりま~す。
次にその壊滅の日が歴史の中のいつごろであるかを考えました。
神話戦争の歴史をナドラグラムで聞いた情報で再構成すると、前半の戦場がレンダーシアであり、後半の戦場がナドラガンドでした。
ナドラガンドにウェディ族が乗り込んできてヘルシー海賊団が彼らと戦ったり交渉したりしていたということは、神話戦争の主戦場はすでにナドラガンドになっていたということになりま~す。
2-2.ほぼ確実な下限年代
「確実な下限年代」に確実度が若干だけ劣る「ほぼ確実な下限年代」は、神話戦争終結時の「ナドラガンド封印の日」で~す。
クエスト「あなたが戻るその日まで」*6ではベサワキが「おおっ そうだ。この世には 写真という便利なものが あるではないか」とか「そなたなら 写真機のひとつやふたつ 当然 持っているだろう」とか「なるべく 飾らずに 自然体で 写っているものが 望ましい。 こっそりと 撮るのが よかろうな」とか語ってきました。
これはカメラをアストルティアの特産品ではなくナドラガンドにも以前からあったものと認識している可能性の高そうな言い回しですし、撮影方法にまで詳細な注文をつけられるほどカメラに通じていそうな雰囲気の発言でもありま~す。
封印時代の過酷な炎の領界でアストルティアとほぼ同じ構造の写真機が偶然発明されていた可能性もゼロではありませんが、過酷な環境下で独自の文明があまり発達していない様子から考えるに、封印の時点ですでにカメラが発明されていた可能性が非常に高そうで~す。
よって神話戦争が終わるまでにはカメラは開発され、五領界のうち少なくとも炎の領界では脈々と技術が受け継がれてきたのでしょう。
2-3.小結
こうして年表の上ではかなり狭く特定できました。
とはいえムービー「明かされし竜の伝承」によると神話戦争は数千年続いたらしいので*7、年数に換算するとまだまだ相当幅がありま~す。
3.そこから考える開発と普及の歴史
戦時中に開発され、しかも両勢力に広く普及したということは、軍用品として開発されたと考えるべきで~す。
その時代から大砲があったことは海賊団の沈没船の様子から明らかですが、大砲の命中精度を上げるには測量が大事ですからね。そういう目的のために開発され使われ始め、開発が遅れた側も鹵獲品などを用いてすぐに追いついたというのが、おそらく真相で~す。
想像をたくましくすると、マリーヌ神の精密な絵を与えるとマゼラ船長のウェディへの内通の回数が増減すると両軍の首脳が気づいていた場合、それも開発を後押しする動機の一部を成したかもしれませ~ん。
4.ではなぜ魔界では数万年間カメラが開発されなかったのか?
4-0.総論
しかしそうなると「カメラが数万年の昔の技術でも開発できるものであり、かつ戦争目的で作られたのであるなら、なぜ戦争に明け暮れる魔界で数万年かけても開発できなかったのか?」という新しい疑問が出てきました。
これに上手な説明をつけられてこそ、第2・3章の説もより説得力が増すというもので~す。
ありがたいことに理由らしきものがすぐ二つ見つかりました。
4-1.「スケッチのための技術が発達しすぎてしまったから」説
前述のとおり、ビリャロは「こんな海ん中じゃ 絵を描くなんて できるわけねえ」と語っていました。
でも魔界で入手したスケッチのしぐさは*8、「こんな海ん中」でも可能でした。
写真の開発を想定していたビリャロも、これは想定外だったようで~す。
そこで「用具に魔界の特産品が使われている」と考えました。
それならばビリャロには想定外だったことも納得がいきますし、「魔界では特産品で作った高性能な用具のおかげで、アストルティア民やナドラガンド民ならば初めから諦めてしまうような過酷な環境下でもスケッチが可能」というのも魔界で写真が発達しなかった理由の一つになりそうで~す。何しろ必要は発明の母ですからね。
4-2.「光の屈折率が複雑に狂った世界だから」説
まずはひささんのこのツイートをご覧くださ~い。魔界では虹の色の順番が、アストルティアやナドラガンドとは逆になっていま~す。
これだけを見ると何が紫外線で何が赤外線かまで逆転したような世界に思えま~す。
ところがその続編のツイートによると、同じカメラを使ってアストルティアの太陽と魔界の太陽を見比べても、ゴーストとして出現する虹の色の順番は同じなので~す。
いかなる原理でこのようになっているのかは不明ですが、魔界とは光の屈折率が複雑に狂った世界だということは納得いただけたと思いま~す。
そういう世界では光学の発達が遅れ、結果的に光の反射を利用したカメラの開発が遅れるのも仕方ないで~す。
謝辞
半月前から第1章の段階で止まっていた研究について、「そうだ、ナドラガンドも調べればより狭く特定できるかもしれないのだった!」と気づけたのは、ひささんとの会話の中でした*9。
第4章第2節でも随分ひささんの先行研究に助けられましたが、この会話がなければそもそも第2章すら書けなかったというわけで~す。
御礼申し上げま~す。
*1:https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2020/03/09/200000
*2:https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2020/10/04/180000
*3:https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2021/10/28/170000
*4:https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2018/01/27/000000
*5:https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2017/01/15/000000
*6:https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2017/08/30/000000
*7:https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2016/10/29/000000
*8:https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2021/07/18/170000
*9:https://twitter.com/Hoshizukuyo_DQX/status/1457247205237026823
※記事本編
昨日の記事を書くため久々に『週刊ウルベア魔神兵』第4巻を読みなおしたのですが、「実物のウルベア魔神兵の 胴体には 人間が入り込める 謎の空間が 確保されているそうだ」とありました。
このゲームでは「人」と書いた場合には七種族を指すことも多いのですが、「人間」と書いたら大概は人間族のみを指しま~す。
そして魔神兵内部の謎の空間の広さをドワーフが人間を単位にして強調したいのであれば、「人間サイズでも入り込める」などの表現を使うことでしょう。
よってわざわざここで「人間が入り込める」とだけ記載してきたのには、事実上の名指しに匹敵するほどの意味があることでしょう。
第6巻の「理不尽な戦争に 駆り立てた 人間への復讐の機会を」における「人間」については、相当早い段階で違和感を持ってグルヤンンラシュを暗に指していると見抜きました。それについては過去記事「『週刊ウルベア魔神兵』精読 「脚なんて飾りかを検証!」・「グルヤンラシュの正体は、会う前から半分ネタバレされていた!」・「反骨の出版人ボダッチ氏の地上出版の意図を徹底分析」」をお読みくださ~い。
だからまずこの第6巻からの類推で「第4巻の「人間」もグルヤンラシュを指している」と考えました。
この説が正解であるためには、グルヤンラシュが自分用の人工冬眠装置を作らせた動機がなければなりませ~ん。
これはすぐに思い浮かびました。エテーネルキューブの完成が遅れた場合の保険で~す。そういう場合にしばらくは開発を悠久の時を生きている主人公の兄弟姉妹一人に任せ、自分は冬眠して老化を遅らせようという魂胆だったというわけで~す。
グルヤンラシュが自身の老いを怖れていたことと兄弟姉妹の不老を見抜いていたことについては、5.5前期ムービー「すれ違う兄弟とグルヤンラシュ」*1で明らかで~す。
でも当初の予想以上に簡単にボロヌジウムが入手でき、その代償として兄弟姉妹とも対立し常に権力を保持していなければならない状態になったので、結局この保険は実際には使われずに終わったというわけで~す。
※あとがき
星月夜は同じ『週刊ウルベア魔神兵』の第6巻の「人間」には読んですぐに違和感を持てたというのに、なぜ同じシリーズの第4巻の「人間」には3年間も違和感を持てなかったのでしょうか?
これはやはり、脳の中に問題の解決策があるかないかの違いだと思いま~す。
「対ガテリア戦争を扇動したのはグルヤンラシュであり、グルヤンラシュの正体は人間族のクオード」と先に知っていたからこそ、第6巻を斜め読みしていても「理不尽な戦争に 駆り立てた 人間への復讐の機会を」という文章に脳が初見で引っかかってくれたのでしょう。
一方「グルヤンラシュは老いを怖れており、かつ主人公の兄弟姉妹の不老を見抜いていた」という情報は、物語を5.5前期まで進めてやっと手にしたもので~す。これを知るまでは「クオードには自己の人工冬眠の動機があった」という発想がわかず、第4巻の「実物のウルベア魔神兵の 胴体には 人間が入り込める 謎の空間が 確保されているそうだ」を何度読んでも脳が反応してくれなかったのでしょうね~。